HCAP6期 渉外の柿沼です。 | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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HCAP東京大学運営委員会の現役メンバーが更新する公式ブログです。

初めまして。
文科二類一年の柿沼優花と申します。HCAPでは渉外を担当しております。

自己紹介の席で、私が語ることと言えば唯一つ。
それは、いかに自分がアニメと漫画を愛しているかということです。
と、これだけ書くと何とも浮ついて聞こえますが、本人はいたって真剣です。
以下では、この場を借りて、私が文科二類を選択した理由を、漫画への愛に絡めて書かせていただきたいと思います。

私は個々の漫画作品は勿論のこと、日本が誇る漫画文化、サブカルチャーそのものに以前より魅力を感じていました。近年では海外でもアニメをはじめとする日本のコンテンツが人気を博しており、実際、私が中学高校の時には、語学研修で滞在したオーストラリア、イギリスの各大学生と、お互いが共に知っている漫画について話すことですぐに打ち解けることができました。
国境や文化の差が築く壁を超えて人と人が目を輝かして笑いあえる、そんな可能性を漫画は秘めていると強く感じました。
一方で、アニメを産業という側面から捉えると、著作権問題や、技術・作業工程の海外流出、少子化に乏しい資源、などなど、日本アニメの将来を脅かすような問題の数々が目につきます。中韓を筆頭にアジア各国が国を挙げて漫画文化振興を図る中、日本でのコンテンツ産業への支援はまだまだ未熟に思えます。
そんな現状を打開し、世界中の多くの人々へ、コピーではなく本物の日本のコンテンツを、早く、安く、多く、提供してゆきたい、そしてネットなどを通じて、日本のアニメファンと海外のファンとが国際交流出来るようにしてゆきたい。
そうしたコンテンツ産業振興のため、まずは自分が貿易やマーケティングに詳しくならなくては。
そのような思いから、私は東大への願書提出直前に、志望をそれまでの文科三類から(もともと哲学好きだった自分は、それまでは三類以外の選択肢は頭になかったのですが)二類へと変更し、第二外国語も、欧州一ともいわれるパリのジャパンエキスポで現地ファンの生の声を聴きたいとの一心でフランス語を選択しました。
そんな筋金入りのサブカル好きな私は、HCAP六期選考時にも思いの丈を語ったのが功を奏したのか、今メンバーの一人として活動に参加させていただいております。

他には一人旅やバックパッカーのようなことが好きで、去る9月にはシルクロードでの乗馬キャラバン企画に参加し、草原や砂漠でのゲル生活と乗馬を楽しんできました。

私は、高い志を持った各大学の人々と出会い、議論する中で自分を高めてゆきたいとの思いからHCAPへの参加を決意したのですが、日々の活動の中で、他のHCAPメンバーのロジックの構築から実際の資料作成に至るスキルの高さには毎度驚異&脅威を感じております。

私は渉外担当ということで、もしかしたら今後外部の皆様と関わる機会もあるかもしれませんが、その際にはどうぞ宜しくお願いいたします。

次は石山綾理さんです。
深い洞察力と深い知識、鋭い完成におまけに英語力まで兼ね備えちゃっている彼女は、毎回の会議では曖昧な意見と佐川君のギャグをずばりずばりと一刀両断。その言葉の数々は、さながら一陣の風のよう…褒め言葉ですよ?
ということで、乞うご期待です。

HCAP6期 渉外 柿沼優花