私が今感じられるHCAPの醍醐味は何か。
皆で一つのプロジェクトを立ち上げること。その過程につまった諸要素を皆で紆余曲折を重ねながら検討を積んでいき、その成果を発揮しうる場が与えられていること。
これが今の段階で得られる私の答えです。
もちろん、HCAPの醍醐味の中には、その後も持続する人と人のつながりを得られることや、カンファレンス後に得られる何か(←ここはこれから実感し、言語化できるまでになることを期待します)など、もっと重要な要素もあるでしょう。
それに、もしかしたらカンファレンス後にはこの問いの答えがガラリと変わっているかもしれません。
しかし、一通り準備を終えて、今目の前にあるカンファレンスの予定表を眺めながら伝わってくるのは、一人一人のプログラムに対する思いと、その努力の軌跡以外の何ものでもありません。(もしかしたらHCAPの醍醐味は、その段階段階で各自違ったものを得られることにあるのかもしれません。)
それは多少の後悔もあり、必ずしも綺麗にまとめられ、洗練されたプログラムとは言えないものの、偶然的に(あるいは必然的に)集まった16人によってしか作り得ないものだと、今なら自身を持って言えるし、その16人でなければ、このプログラムを十分に生かしきれない、そう言い張れるものです。
カンファレンスまで残すところあと数日となりました。
このプログラムを少しでも死なせるようなことがあってはならない、そして、自分のHCAPに対する思い、プログラムに対する思い、そしてこの16人に対する思いを約1週間のカンファレンスで爆発させようという気概を持ちつつ、自分にとっても悔いを残さず、他人にも悔いを残させない、そんな強い思いを貫き通して、私たちの集大成としてのカンファレンスを終えたいと思います。
HCAAP5期 広報
安藤 蘭