ハーバードカンファレンス3日目 | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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ご無沙汰しております
5期渉内の仲です。
今日は予告してあった通りハーバードカンファレンス3日目の報告をします!


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3日目(1月31日)

朝は典型的なアメリカの朝ごはんを食べるという企画でハーバード生がスクランブルエッグ、パンケーキなどの食事をふるまってくれました。
その間私たちはまだ話していない他のdelegatesと歓談して楽しみました。
私はドバイと韓国の女の子と大学での専門について話していました。

その後午前はアメリカのHealthcareについてのレクチャーをNancy Turnbull教授から、午後は各国のHealthcareについての概観をWilliam Hsiao教授から伺いました。
前者はアメリカのシステムがいかに問題だらけかが重点的に話されていたように思います。
各国のシステムとの比較の中で日本がいつも上位にいたのが意外でした。
当事者だとその良さに気付くことも少ないのでしょう。
後者は前日に見た各国のHealthcare Systemのビデオを元に世界的に見た問題や傾向を教授が話し、その後教授が投げかけた質問等に私たちが自由に発言するという形式で進められました。
皆やはり積極的に発言していたのが印象的でした。

レクチャーが終わると夕方からはハーバードの敷地内のツアーがありました。
とても寒かった記憶が強いのですが笑
やはり図書館が大きかったのが印象的でした。
中に入る機会がなかったのが残念です。

そして夜は"Golf and Karaoke"でアメリカ式のパーティを楽しみました。
海外のカラオケは日本のものと全く異なり、赤の他人と同室(ホールみたいな場所)で歌いたい人はステージ上に立つというものでした。
このような部分でもカルチャーショックでした笑

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以上で3日目の報告は終わりです。

カンファレンス全体を通して振り返るとやはり自分を反省する機会がとても多かったように思います。
ハーバード生も他のアジアの学生も自分の将来のビジョンをしっかり持っていて、自分の専門分野を学ぶ意義についてもしっかり理解していました。
それはビジョンも曖昧なまま東大に入り、日々を怠惰に過ごしている私にとってはうらやましくもあり悔しくもありました。
いかに自分が考えることから逃げてきたか思い知らされました。
同時にもっと自分をしっかり持っていれば、きっともっと将来のことや学問のことで熱く議論を交わせたのだろうな、ともどかしい気持ちになることも多々ありました。

特に印象に残った台詞があります。
それは香港のdelegateとしゃべっているときでした。
私が「皆自分のことよく考えてて尊敬するよ」とふと漏らした時その子が「でも、一度きりの人生なんだからちゃんと考えなきゃ」とポロっと言ったのです。
当たり前のことを言われたにすぎないのですが何故かその時は私は雷に打たれたような気分になりました。
更に驚くべきことに一緒に行った東京のメンバーの吉澤と2人で将来の話をしているとき全く同じことを言われました。
きっとこの台詞は怠けそうになった時、考えることを放棄しようとしたとき頭に思い浮かぶのでしょう。

今回のカンファレンスで自分は変われたか?と聞かれたら私は迷わず何も変わっていないと答えるでしょう。
しかし変わるチャンスは掴んだように思います。
伸びしろはたくさんあるので今後の努力次第で私は自分をどんどん高めていけると確信できました。
そのことはこのカンファレンスでの大きな収穫の一つだったと思います。

今後は自分と向き合う時間を増やし、更に1ヶ月後に迫った東京カンファレンスへ向けて邁進して参りたいと思います。