峰島です。
今日はハーバードカンファレンス2日目の振り返りですね。
2日目のメインイベントは、各国一人ずつ参加者を出して6人のチームでボストンの町を散策し、おもしろい写真をとるというイベントです。
このイベントのもっとも重要なポイントは
「自分と同じ国の参加者が同じチームにいない」ということです。
なので否応なしにほかの国の参加者と仲良くなります。
こういう、初めて出会う人同士が共通の目的を追ってチームを組むと
その人のひととなりがよりはっきり見える気がします。
例えば、インドの子がとても積極的に歩行者に話しかけ「この建物ってどこにありますか?」
と聞いて、その場所がわかるやいなや、ほかのメンバーが追い付かないくらいの速さでその場所をめざし、その子のリーダーシップの強さを感じたり
道に迷いおのおのが好き勝手行動しそうなときに韓国の子がみんなをまとめて、その姿に協調性を感じたり
そういう普通に話していたのでは見えてこない人の一面をこのイベントを通じてみることができたので、とても自然に仲良くなることができました。
以上がカンファレンス2日目の振り返りです。
以下、僕が全行程を通じて感じたことです。
僕はHCAPハーバードカンファレンスにて「コミュニケーション」について考えさせられました。
帰国子女ではない僕は英語力を鍛える際にディスカッションや堅い話向けな英語を身につけるよう意識していました。このこと自体後悔しているわけではありません。
しかし、どんなにカンファレンスにおいてハーバード生や他の大学生と話していても他の誰かでも言えるだろうことしか言えず「自分の意見を言った」という感覚がありませんでした。
どこかで聞いたことの請け合いに聞こえてしまう。この原因は自分が他人との差異に無頓智であることが挙げられるように思います。
自分のもつ他人との差異、特殊性を意識しなければ物事に対して自分のポジションを取ることは難しく、僕には英語力以前に自分のポジションを明確にする努力が必要であり、大きな意味では大学での勉強はそのためにあるのではないかと感じました。
以上です。