広島 part 2 | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

HCAP東京大学運営委員会の現役メンバーが更新する公式ブログです。

こんにちは、礒部美奈です。
ただいま実家のパソコンに向かって記事を書いております。

暖かい日が続いていますね。昨日は今年に入って初めてコートなしで出かけました。


前の記事で次の記事では広島について書くと高らかに宣言してしまいましたので、広島について書こうと思います。

と書いて、パソコンの前で固まってしまいました。面白い記事を書こうとすると筆が全く進まないのです。読む人をハッとさせるようななにか独創的なものを…と思うのですが、全く思いつきません。わたしが核兵器絶対反対というありきたりな意見しか持っていないからでしょうね。

…?

核兵器廃絶というのは本当にありきたりな意見なのでしょうか。

被爆都市に育った広島人は、いや唯一の被爆国に育った日本人は核兵器反対という考えを持つ人がほとんどだと思います。核兵器の恐ろしさを教育されてきた人は当然そう思うと思います。
核保有国に住む人々はどう考えているのでしょう?前に読んだ新聞記事でアメリカでは約8割の人が核兵器廃絶を支持していると書いてありました。8割賛成というのは多いようですが、現在世界をリードしている国であるアメリカに住む人の5人に1人は核兵器廃絶を支持していないんだと考えると核兵器の悲惨さを知る私たちにとっては、なんだか恐ろしい気がします。


後2週間でハーバード生が日本にやってきます。
プログラムの中には広島訪問も含まれています。

将来、国を動かしていく人材になるであろう彼らに核被害について被爆国の側から学んでほしいと思っています。

昨年、オバマ大統領が核廃絶に向けた青写真を示してノーベル平和賞を受賞しました。
オバマ大統領の受賞に関してはいろいろな意見がありますが、オバマ大統領が世界が核廃絶に向かう流れを少しでも作り出したとしたらこれは評価に値することだと思います。

世界中の人々が核兵器の悲惨さについて学んで核廃絶という強い意志を持つことで、これが核廃絶に向けた大きな潮流となり、核のない世界が実現することを願っています。



季節の移り変わりは風邪をひきやすいのでみなさん気をつけてくださいね。


乱筆失礼いたしました。

4期 渉内担当 礒部美奈