こんにちは。
昨日,副代表杉原がハーバードカンファレンスの総括を書いてくれました。
人により体験した内容は少しずつ異なり,受けた印象もそれぞれなのですが,カンファレンスの魅力は彼の記事から十二分に伝わっていることと思います。
そこで,今日はハーバード大学そのもののに焦点を当ててお話していきます。
ハーバード大学について書きたいこともたくさんありますが,特に初日に受けた印象から。
カンファレンス数日前にボストン入りした私達は,1月30日に正式にハーバード大学に迎え入れられました。
宿泊していたホテルまでハーバード生が迎えに来てくれ,地下鉄でハーバード駅まで移動。
その後,各人自分が泊まる寮に案内されました。
丁度お昼の時間だったので,荷物を置くとそのまま食堂へ。
この食堂は,まるで『ハリー・ポッター』に出てくるホグワーツ校の大広間のようでした。
高い天井。長い机。あふれる生徒達。飛び交う会話(もちろん英語)。
普段使っている東大の学食とは,全く異なる雰囲気に圧倒されました。
その日の食事のメニューはメキシカン料理。
毎日テーマが変わり,各国料理を堪能できるそうです。
国籍・人種が様々なハーバード大学ならではのメニュー構成に驚きつつも,臆することなくメキシカン料理を楽しみました。
味も最高でした。
食堂では,案内してくれたピーターというHCAPのメンバーが,周りにいた他のハーバード生にも私達を紹介してくれました。
彼らにとっては,食堂も含め,日常生活で見ず知らずの学生達と自己紹介し合うのは,全く普通のことのようです。
実際,カンファレンス中,ハーバードのHCAPメンバー内で名前や年齢を尋ね合っている様子をしばしば目にしました。
ハーバードにおけるHCAPという団体がいかに大きいかを感じると共に,年齢や人種を気にすることなく親交を深めていくという様子は,日本の大学ではあまり見られないと感じました。
日本では,目上の人に対して少なくとも始めのうちは敬意を払って一歩引いて接しますし,私達が普段会うのは,大抵の場合同じ日本国籍を持った人々です。
このような環境の違いが,生徒の成長の過程でどう影響してくるのか,個人的にとても興味深いです。
その日の夜には,寮の内部を案内してもらいました。
ハーバード大学は10以上の寮を抱え,それが「ヤード」と呼ばれる広場を中心として広がっています。
そして,その寮の一つ一つに図書館,ジム,映画観賞室,ダンスルーム,テレビ部屋などなど,多種多様なスペースが設けられているのです。
寮生活が単調にならないよう,娯楽や健康,学生間の交流に配慮した造りになっていることに感心しました。
彼らは,これらの部屋で息抜きをしつつ,忙しい大学生活に励んでいるそうです。
ハーバード大学の伝統や多様性をひしひしと感じた初日でしたが,次の日からも発見と驚きの連続でした。
長くなりましたので,今日はこの辺で。
他のメンバーのブログ記事をどうぞお楽しみに。
HCAP東京4期 前馬あゆみ