英語が喋れるようになるカギは?②リスニングのすすめ | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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英語が喋れるようになるカギは?②

前回このエントリーを書いたところ、アクセス数が非常に多かったので、おおむね好評だったととらえています。

ということで、第2回のエントリーをしたいと思います。


「英語が喋れるようになるためにはどうすればいいか?」

「帰国生」というと、いとも簡単に英語を習得した、そういうようなイメージがあるかもしれません。

でも実際は決してそうではありません。これは、ただのイメージです。

なんだかんだで外国語を習得するのは非常に難しく(もちろんそういうことが得意なヒトもいますが)、僕も苦労しました。

ただ帰国生というのは、「英語を喋らざるを得ない環境」もしくは「英語を喋らないと苦労する環境」にいるということは確かです。

したがって、必要に駆られ僕は色々な方法で英語を勉強しました。

意外に思われるかもしれませんが、僕も日本の受験生が用いる参考書を大いに活用して勉強しました。詳しくはまた今度。




さて、僕がオススメしたい勉強法の1つは、「耳から慣れる」ということです。つまり、「リスニング」ですね。

もちろん、リスニングというのは非常に大変です。僕も、ドイツ語を今勉強しているのですがリスニングはさっぱりです。あっぷあっぷしています。

しかし、聞かなければ話すことはできないと思います。リスニングの重要性を、2つの観点から説明しましょう。

その1。まず、人はそもそも「模倣」から様々なことを習得するといいます。語学の習得も「模倣」から始まるのでしょう。その模倣の対象として、リスニングが必要です。後は、自分の話し方をそういった模倣の対象に近づけていけばいい。

その2。リスニングにより、頻出する単語や言い回しを覚えていける。(「語学の内面化」です。)当然ながら普段よく使う語彙というのは限られています。つまり、それらを繰り返し聞くことで、自然に覚えていけるのです。

最初は辛いです。僕も痛いほど分かります。ですが、ある日、聞き取れるようになったときの感動も大きいのです。そのかけがえのない瞬間まで、なんとか頑張って欲しいです。



では、具体的にはどういったリスニング勉強法が良いのでしょうか?

オーソドックスではありますが、英語の映画を見たりだとか、CBC等のニュースを見たりすることが良いでしょう。映像のほうが楽しめます。

で、ワンポイントアドバイス。個人的には自分が興味がある分野のものでいいでしょう。そして、必ず、英語字幕はつけましょう。

例えば僕はテレビで放送されていた英語版「コナン」などのアニメを英語字幕つきで見ていました。

仮に最初は聞き取れなくても、字幕があればなんとかなります。そのうち、字幕を見る必要がでなくなってきています。

真面目に勉強したい方は、分からなかった単語をメモするのもいいでしょうが、僕は正直そこまではできなかったんでただただぼーっとアニメを見ていました。



そういえば最近は「千と千尋の神隠し」など、ジブリ作品も英語版が出ていますね。

ちょっと見たいなーと思ったとき、思い切って英語版を見てみるのもいいと思います。

楽しんで、耳から、覚えていきましょう。



語学を習得するのは難しいです。しかし少しでも助けになれば幸いです。

HCAP TOKYO 4期 英語責任者 加藤 彰