記録係の上野です | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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HCAP東京大学運営委員会の現役メンバーが更新する公式ブログです。

 はじめまして、東京大学理科1類1年の上野由加里です。HCAP4期では記録係を担当しています。

 現在、記録係としてはミーティングの議事録作成を主に行っています。具体的には、ミーティング中は皆の発言を書きとめ、後にそれを議事録という形にまとめるという仕事をしています。ミーティングに参加して議論を交わすことに加えて、メンバーの発言を読み直したり、議論がどういう方向に進んでいったのかを再び吟味したりするというのは、記録係だからこそできる貴重な経験です。労力を伴う作業ではありますが、毎回楽しみながら議事録作成に励んでいます。

 HCAPに参加しようと決意した動機は、自分の枠を広げていきたかったからです。新入生向けの説明会の際に知ったHCAPの活動内容は、私が今まで経験したことがなく、そして全力をかけて挑戦してみたいと感じられるものでした。実際の活動は、想像していた以上に刺激的です。既に多くのメンバーが書いていることではありますが、HCAPのメンバーは皆非常に個性的、魅力的で、日々学ばされることばかりです。彼らと活動できることはとても幸せなことだと感じています。

 ここから、私個人のことについても少し書いておきたいと思います。
 
 私は、理科1類の学生であり、冬学期から基礎化学実験という授業が始まりました。理科1類からは、理学部や工学部などの実験を行う学部に進学する学生も多く、この授業で毎週様々な化学実験の原理•手法の基礎を学んでいます。(ちなみに今日も、アセトアニリドをニトロ化するという実験を行いました。) 大学に限らず、授業というものはどうしても受け身的、すなわち、知識を吸収するだけになりがちですが、この授業では実験後に教官から試問を受け、主体的に答えることが求められます。今まで学んできた知識をいかに応用するかが問われており、非常に面白いと感じています。

  また、私は外国語を学ぶことが好きです。自分はまだ分からない意味のまとまりが確かにそこに存在していて、勉強を重ねて行くうちにそれが徐々に理解できるようになっていく、その感覚が好きです。大学に入ってからは、英語に加えて第二外国語として中国語を勉強しています。フランス語やドイツ語など、ほかに多くの言語がある中で中国語を選択した理由は二つあります。一つは、独特の発音に惹かれたから。もう一つは、受験勉強として学んだ漢詩を原文で読んでみたいと思ったから。最近、漢詩25首の朗読CDの付いた解説書を本屋さんで見つけ、思わず衝動買いしてしまいました。漢詩では、ベタですが、王翰の涼州詞が好きです。

 ほかにも、東京ディズニーリゾートのこと、テレビのバラエティ番組のことなど、語りたい内容は山ほどあるのですが、長くなってしまったのでそれらはまたの機会にしたいと思います。

 次回の記事を担当するのは、政治家志望の大坪です。彼は自らの将来の目標を明確に持っており、また、それに対する行動力も並大抵のものではありません。先の総選挙の際にも、学生インターンとして忙しい毎日を送っていたようです。どんな記事を書いてくれるのかとても楽しみです。ご期待ください。

 今回は以上です。乱筆失礼いたしました。

HCAP TOKYO  4期記録係 上野由加里