今月15日より運行を開始しました、両備・東北急行バスが運行する「ままかりライナー」。
通常高速バスは、公式サイトに掲載されてから、時刻表に掲載されるという手順を踏むものが多いのですが、このままかりライナーは、大判時刻表に掲載されてから運行2日前まで全く音沙汰が無かったという、非常に無図らしい路線となります。
東京~岡山・倉敷間の高速バスは、路線高速バスでも稀に見る激戦区でして・・・
挙げてみると、中鉄バスからの流れを組む、両備・関東バスの「マスカット号」
同じく両備・京急バス運行の「ルブラン号」
下津井電鉄・小田急シティバス運行の「ルミナス号」
中国JRバスが運行する「京浜・吉備ドリーム号」
そして、両備バス悲願の、津山経由でなく、山陽道経由で岡山・倉敷~東京をダイレクトに結ぶ、東北急行との共同運行「ままかりライナー号」と、ダブルトラックどころの騒ぎでなく、5路線の運行となってしまいました。
これにツアーバスも入るわけですから、なんとなくですが、凄まじい状況になってしまっているのか・・・、なんて思って乗車してきました。
まずは、倉敷駅北口にやってきてみると、そこには両備バス運行のマスカット号が停車しておりました。
パッと見、乗客は2人くらいでしょうか・・・
こちらが出発後、三々五々高速バスに乗車するであろう、荷物を抱えた人がバス停に集まってきました。
その数、およそ十数人。
運行始めから、乗客がいるなー、ままかりライナーは・・・
なんて第4セクターが思っているところに、東北急行バス902号車、ままかりライナーが入線してきました。
東北急行バス、902号車、ガーラ。
あれだけいた乗客は、このままかりライナーには4人しか乗車しませんww
どうも、後続の京浜吉備ドリームの利用者のようです。
では、恒例の車内はこんな感じ。
後方トイレ仕様の、ハイバックシート車。
縦10列で、小さいながらも足置きがあり、センターアームレストは、御覧の通りのものが採用されています。
通常、9AB・8CD席までの34席販売で、9CDは予備席、10CDは乗務員の仮眠席となっています。
両備バスは、どんな車を使っているのか、ちょっと興味がありますね。
っと、乗車記は続きます。