※参考
UR都市機構 'ING REPORT 建
(1)バルコニーの床防水
・防水モルタル塗り仕上げ、またはコンクリート素地仕上げになっていたが、経年によるひび割れや防水性の低下等が生じる。
・1989年よりウレタン系またはポリマーセメント系(無機質系)の材料による塗膜防水を行っている。
(2)階段室の床防水
・バルコニーの床と同様の趣旨で、1992年から実施。
・階段室は日常的に生活通路として使用されていることから、修繕にあたっては、施工後、短時間で歩行できる超速乾性の2液性ウレタン樹脂(超速硬化ウレタン)を、専用のスプレーマシンで吹き付ける工法としている。
・共用廊下を長尺ビニルシートにより改修する場合は、階段室も長尺ビニルシートにより改修することもある。
(3)共用廊下の床仕上げ
・共用廊下やエレベーターホール等の床については、外壁修繕等にあわせて、防音性や美観性等の向上を図るビニール床シートの新設又は張替えを行う計画的修繕を実施している。