UR賃貸住宅の外壁仕上げの修繕 | セミリタイアを目指すサラリーマン大家 マンション管理のお勉強

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※参考
UR都市機構 'ING REPORT 建

1)外壁仕上材の選別

●既存の仕上材
〇下地モルタル塗りがある場合
・アクリル樹脂混合のエマルション系のリシン吹付が多い。
〇コンクリート直仕上の場合
・厚付け系仕上材であるマスチック塗材や複層仕上塗材(吹付タイル)が用いられている。

●外装仕上材の選別
〇既存がリシン仕上材の場合
・塗替え用塗料のリフレッシュペイント(RP)を1985年から全面的に採用。
〇既存が厚付け系仕上材の場合
・同質の材料を重ね塗りする。

2)改修方法

①リフレッシュペイント(RP)1985年~
・1つの工程でローラー塗りできるアクリル樹脂系エマルション仕上塗材であり、既存のリシン仕上(セメント砂壁状吹付材及び合成樹脂エマルション砂壁状吹付材)面に使用している。

②つや有り合成樹脂エマルションペイント(EP-G)1984年~
・既存塗膜がマスチックや複層仕上塗材の改修用トップコートとして開発されたもので、ウールローラーは刷毛を使用するため飛散が少ない。

③可とう性改修塗材E(2005年~)
・3つの工程(フィラー、シーラー、主材塗り)を一つの機能性複合型塗膜で行うことにより工期の短縮が可能。
・シーラーレスの下地処理剤で微弾性機能のため、微細なひび割れ処理が可能。

④マスチック塗材(1984年~)
・多孔質ハンドローラーを使用し、主材を1回で厚塗りすることができるため効率的。
・既存仕上がリシン、リフレッシュペイント、コンクリート打放しの場合に使用している。