みなさん、こんにちは
▼ALK ブリグチニブ 承認
ファーストラインから使える様子です。
5つ目の薬が登場しましたね。よかったです。
承認の根拠は、一次治療の臨床試験と、アレセンサ後に使った場合を含んだ2次治療の臨床試験の模様。
すでにアレセンサを使用している患者にとって、その結果、気になりますね。
どこかで教えてもらいましょう。
▼グレリン様作用薬、エドルミズ®錠50mg がん悪液質の効能又は効果で国内製造販売承認を取得
がん悪液質は、がんに伴う体重減少(特に筋肉量の減少)や食欲不振を特徴とする複合的な代謝異常症候群です。がん悪液質は患者さんの生活の質(QOL)や予後などに対して顕著な影響を及ぼすことがわかってきておりますが、未だがん悪液質に有効な治療手段は確立されておりません。
アナモレリンは、選択的かつ新規の経口グレリン様作用薬です。グレリンは、主に胃から分泌される内在性ペプチドです。グレリンがその受容体に結合すると、体重、筋肉量、食欲および代謝を調節する複数の経路を刺激します。アナモレリンは、がん悪液質の患者さんにおける体重および筋肉量の増加並びに食欲の増加効果を示しています。
小野薬品の常務執行役員 開発本部長 出光清昭は、次のように述べています。
「エドルミズが、がん悪液質の適応で承認されたことを大変嬉しく思います。この承認取得により、これまでに承認された治療法がなかったがん悪液質の患者さんに新しい有望な治療選択肢をお届けできるものと期待しています。」
▼youtubeです
ずっと出せていないときが続いていますが、これからはきちんと出します!
とてもいい内容だと思う。
先生の気持ち、姿勢、届くと思います。
続いては…
ビートママです🐾
寒い日が続いています。雪が積もったり寒風が吹きすさんだり。
つくづく、春が待たれますね。
プチ相談室も3回目となりました。
「あー、あるあるだな~」と思っていただいたり、
「そうか、その手があったか!」と思っていただいたり。
そんなふうにみなさんの気持ちに届くといいな、と思っております🐾
ビートママのプチ相談室③
「先生、笑ってください」
肺がん発覚から1年弱、私は免疫チェックポイント阻害薬で治療していました。3週間ごとの点滴で、その前にレントゲン、血液検査、そして内科での問診があります。受診のたびに30代半ばの担当医がレントゲン写真を見ながら「悪くないんじゃないですか」とクールにつぶやきます。悪くないということは、えー、そのー、よく効いているということでしょうか?「そうですね」と、また先生がつぶやきます。
治療開始から3ヶ月、私は先生に手紙を書きました。いまどき、連絡はメールやラインばかりですが、先生のメールアドレスはわかりません。やむなく手紙を書き、切手を貼ってポストに投函しました。手紙には「先生、笑ってください」と書きました。もし治療の効果があるのなら、そして経過が良好であるのなら、私と一緒に喜んでください。笑ってください。90歳近い私の母は、電話をしてきては「それで先生はどんなお顔をしていらした?」と聞くのです。先生が笑っているのならきっと治療がうまくいっているのだ。老母はそう思うのです、とも。
次の受診日、診察室のドアを開けると、担当医が立ち上がって大きなアクションでレントゲン画像を示し、奇妙な作り笑いをしながら「この通り、経過は良好です!」と叫びました。そしてすぐにしなしなと椅子に座り込み、「僕は地味な性格なので、これが精一杯です」とつぶやきました。私は大きな声で笑ってしまいました。いやー、下手くそな笑い方だった。でも、ちゃんと手紙を読んでくださったことはよくわかった。地味な性格の方に無理を言ってすまなかった。もう充分です。それ以降、受診日はなんだか楽しみな日になりました。先生がどんな顔をなさっているのか、ついニヤニヤとチェックしたものでした。
やがて私は手術にこぎつけ、外科の患者となりました。ある日偶然、肺がんが見つかった知人と病院で出くわしました。聞けば、その人の担当医は、あの「地味な性格の内科医」でした。そうかあの先生か、誠実でいい方よね?「はい、そして経過が良い時には、笑顔で一緒に喜んでくださるんですよ。そこがうれしいですね」と、知人は朗らかな顔で先生のことを讃えました。
へえ!へえぇ!そうなんだ。その先生は、今ではよく笑顔を見せてくださる、そんな先生になっていたのです。手紙も、書いてはみるものです。
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最近は、検査はするけれど結果は電話で、というケースもあるようです。
ますます担当の先生と話す時間が減っちゃうなぁ・・・。
そんな時には、たとえば↑こんな作戦も、使ってみてくださいね!
では、次回もお楽しみに🐾🐾
病気になって、山あり谷あり。
入院が長引けば、いつも食べられるはずのラーメンが、たまらなくいとおしくなります
今までだったら、ありふれた日常
がん患者になると
ありふれてなどいない
日常がかけがえのないものだとわかる
そんなことをみんな言わなくてもわかる仲間たちの集まりです。