みなさん、こんにちは
youtubeです
ずっと出せていないときが続いていますが、これからはきちんと出します!
なぜなら、とてもいい内容だから。
先生の気持ち、姿勢、届くと思います。
続いては…
ビートママです🐾
寒い日が続いています。雪が積もったり寒風が吹きすさんだり。
つくづく、春が待たれますね。
プチ相談室も3回目となりました。
「あー、あるあるだな~」と思っていただいたり、
「そうか、その手があったか!」と思っていただいたり。
そんなふうにみなさんの気持ちに届くといいな、と思っております🐾
ビートママのプチ相談室③
「先生、笑ってください」
肺がん発覚から1年弱、私は免疫チェックポイント阻害薬で治療していました。3週間ごとの点滴で、その前にレントゲン、血液検査、そして内科での問診があります。受診のたびに30代半ばの担当医がレントゲン写真を見ながら「悪くないんじゃないですか」とクールにつぶやきます。悪くないということは、えー、そのー、よく効いているということでしょうか?「そうですね」と、また先生がつぶやきます。
治療開始から3ヶ月、私は先生に手紙を書きました。いまどき、連絡はメールやラインばかりですが、先生のメールアドレスはわかりません。やむなく手紙を書き、切手を貼ってポストに投函しました。手紙には「先生、笑ってください」と書きました。もし治療の効果があるのなら、そして経過が良好であるのなら、私と一緒に喜んでください。笑ってください。90歳近い私の母は、電話をしてきては「それで先生はどんなお顔をしていらした?」と聞くのです。先生が笑っているのならきっと治療がうまくいっているのだ。老母はそう思うのです、とも。
次の受診日、診察室のドアを開けると、担当医が立ち上がって大きなアクションでレントゲン画像を示し、奇妙な作り笑いをしながら「この通り、経過は良好です!」と叫びました。そしてすぐにしなしなと椅子に座り込み、「僕は地味な性格なので、これが精一杯です」とつぶやきました。私は大きな声で笑ってしまいました。いやー、下手くそな笑い方だった。でも、ちゃんと手紙を読んでくださったことはよくわかった。地味な性格の方に無理を言ってすまなかった。もう充分です。それ以降、受診日はなんだか楽しみな日になりました。先生がどんな顔をなさっているのか、ついニヤニヤとチェックしたものでした。
やがて私は手術にこぎつけ、外科の患者となりました。ある日偶然、肺がんが見つかった知人と病院で出くわしました。聞けば、その人の担当医は、あの「地味な性格の内科医」でした。そうかあの先生か、誠実でいい方よね?「はい、そして経過が良い時には、笑顔で一緒に喜んでくださるんですよ。そこがうれしいですね」と、知人は朗らかな顔で先生のことを讃えました。
へえ!へえぇ!そうなんだ。その先生は、今ではよく笑顔を見せてくださる、そんな先生になっていたのです。手紙も、書いてはみるものです。
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最近は、検査はするけれど結果は電話で、というケースもあるようです。
ますます担当の先生と話す時間が減っちゃうなぁ・・・。
そんな時には、たとえば↑こんな作戦も、使ってみてくださいね!
では、次回もお楽しみに🐾🐾
病気になって、山あり谷あり。
入院が長引けば、いつも食べられるはずのラーメンが、たまらなくいとおしくなります
今までだったら、ありふれた日常
がん患者になると
ありふれてなどいない
日常がかけがえのないものだとわかる
そんなことをみんな言わなくてもわかる仲間たちの集まりです。