みなさんこんにちは!
今回実施するアンケートでは肺がん患者における遺伝子パネル検査に関わる状況を把握し、今後の肺がん領域における遺伝子パネル検査の実施環境をより良くすること、および、検査結果データのガイド作成を検討することを目的としています。
是非ともご協力をお願いします。
アンケートはオンコロさんのページにて!
今日は、
第60回日本肺癌学会学術集会 患者・家族向けプログラム
「いつもと逆? 医療者から患者・家族に聴きたいこと」
「いつもと逆? 医療者から患者・家族に聴きたいこと」
なかなか普段聞けない話が続いています。
今日も続きから、どうぞ
昨年開かれた日本肺癌学会学術集会の患者・家族向けプログラムでは、医療者からの質問に患者・家族が回答する機会を設けました。
今回は、「YES」「NO」では答えにくい質問に対する回答や、会場の医療者からのコメントをお届けします。
「できる患者」の話、刺さりますね。「できる患者」になりたいっ心から思いました。お医者さんに次もがんばろうと思っていただけるような高い患者力を身につけられるように、自分磨きをしなければ
<第4回>
昨年開かれた日本肺癌学会学術集会の患者・家族向けプログラムでは、医療者からの質問に患者・家族が回答する機会を設けました。
今回は、「YES」「NO」では答えにくい質問に対する回答や、会場の医療者からのコメントをお届けします。
さて、予定されていた1時間半も残りわずかになり、駆け足で答えられそうな質問への回答を急ぎ募りました。
まずは、「アガリクスやプロポリスなど、民間療法を試したことがある?」。
この時点で会場の参加者は60名ほどになっており、15名が「YES」と答えました。
まずは、「アガリクスやプロポリスなど、民間療法を試したことがある?」。
この時点で会場の参加者は60名ほどになっており、15名が「YES」と答えました。
続いて、「手術しないと決めたのに、なぜ検査だけ希望するのか?」。
これには会場の参加者から、民間療法の利用に関連した回答がありました。
その人が聞いたところによれば、民間療法を利用する患者は、そうした治療の効果を知るために、病院での検査を希望する場合があるのではというお話でした。
これには会場の参加者から、民間療法の利用に関連した回答がありました。
その人が聞いたところによれば、民間療法を利用する患者は、そうした治療の効果を知るために、病院での検査を希望する場合があるのではというお話でした。
最後の質問は、「治療が大変ななか、医師からいわれてうれしかった一言や、モチベーションが保てた一言がありますか?」。
これにはマイクの前での発言が求められ、何人もの参加者が競うようにして意見を述べたのが印象的でした。以下にその一部をお届けします。
これにはマイクの前での発言が求められ、何人もの参加者が競うようにして意見を述べたのが印象的でした。以下にその一部をお届けします。
・「現状維持でよしとしよう」っていわれたことが、一番うれしかったです。
・治療がうまくいっているときに「先生のおかげです。ありがとうございます」っていったら、「いや、あなたががんばってるからですよ。がんばってますね」っていってもらえたことです。
・先生に「たばこをやめるか、死ぬか?」っていわれたとき、決心しました。それが一番よかったと思います。
・交流会で初めて会った医師から、「肺がんの予後は非常に厳しい。でも生き抜いてくださいね」っていっていただいたことが、今の私の活動を支えてるって思って感謝しております。
・母の主治医に、「いつか肺がんっていう病気が、風邪みたいに『この薬、3日飲んどいたら治りますから3日してまだ治んなかったら来てくださいね』といわれるようになる。そういう時代にするのが、われわれ医師の仕事だと思ってます」っていわれたときが、一番うれしかったです。
・私、家族なんですけど、まだなりたてで。確定診断がおりて、まだ動揺してるときに、主治医の先生が「ちゃんと診てるから大丈夫」っていってくだったのが、非常にありがたかったです。
最後に医療者側から、締めくくりのコメントが述べられました。
以下にその要約をお知らせします。
私とある「できる患者」の話をして終わりたいと思います。
昔の話なので、もう「抗がん剤、抗がん剤、抗がん剤」の苦しい状況で。でも私はこういう人間ですから、ゲラゲラと笑かしたりしながら1年が過ぎて。
いよいよもう明日かあさってかっていうときに、その患者さんが最後にいってくださったのが「先生が診てくれて、楽しかったよ」。その次の日に亡くなりました。
以下にその要約をお知らせします。
私とある「できる患者」の話をして終わりたいと思います。
昔の話なので、もう「抗がん剤、抗がん剤、抗がん剤」の苦しい状況で。でも私はこういう人間ですから、ゲラゲラと笑かしたりしながら1年が過ぎて。
いよいよもう明日かあさってかっていうときに、その患者さんが最後にいってくださったのが「先生が診てくれて、楽しかったよ」。その次の日に亡くなりました。
それ以来ずっとこの話をさせていただいてるんですけど。僕は忘れられないので。
そんな、最後のときにもそんな一言を発することができる「できる患者さん」になっていただければと思います。そうするとわれわれ、その次の患者さんに対しても「また、がんばろう」っていう気持ちになります。
ありがとうございました。
そんな、最後のときにもそんな一言を発することができる「できる患者さん」になっていただければと思います。そうするとわれわれ、その次の患者さんに対しても「また、がんばろう」っていう気持ちになります。
ありがとうございました。
会場全体を大きな拍手が包み、プログラムは終了しました。
この企画の実現のために、力を尽くしてくださったすべての方に感謝します。ありがとうございました!
この企画の実現のために、力を尽くしてくださったすべての方に感謝します。ありがとうございました!
「できる患者」の話、刺さりますね。「できる患者」になりたいっ心から思いました。お医者さんに次もがんばろうと思っていただけるような高い患者力を身につけられるように、自分磨きをしなければ
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