みなさん、こんにちは
ファイザー社よりEGFRの新薬・ダコミチニブ(商品名・ビジンプロ)承認のプレスリリースが出ました
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2019/2019_01_08.html
これから薬価が決まり、数か月後に使えるようになってきます。
報道関係各位
2019年1月8日
ファイザー株式会社
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田明久)は、2019年1月8日(火)、「EGFR*遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌(以下、「非小細胞肺癌」を「NSCLC」と略記)」の効能・効果で、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)「ビジンプロ®錠15mg、同45mg」(一般名:ダコミチニブ水和物。以下、ビジンプロ)の製造販売承認を取得したことをお知らせいたします。
*EGFR=上皮細胞増殖因子受容体
ビジンプロの有効性と安全性は、ビジンプロとゲフィチニブを直接比較した国際共同第Ⅲ相ARCHER1050試験の結果により確認されました。盲検下での独立中央判定(BICR)の評価による無増悪生存期間(PFS)の中央値は、ビジンプロ群では14.7カ月、ゲフィチニブ群では9.2カ月で、ビジンプロ群はゲフィチニブ群と比べ、優れた改善を示しました。また、全生存期間(OS)の中央値は、ダコミチニブ群では34.1カ月、ゲフィチニブ群では26.8カ月でした。
日本においては優先審査品目に指定され、2018年5月28日に製造販売承認を申請後、約7ヵ月間の審査期間を経て承認となりました。
米国では、米国食品医薬品局(FDA)より優先審査に指定され、昨年9月27日にEGFR活性化変異を有する転移性NSCLC治療の一次治療薬として承認を取得しました。
EGFRの治療は複雑になりますね・・・
昨年末にでた肺がん診療ガイドラインには
現在の状況を見越して、ダコミチニブが書き込まれています。
https://www.haigan.gr.jp/guideline/2018/1/2/180102070100.html#j_7-1_2
いろいろありますね。
ファーストラインなので、患者が冷静に、情報を吟味、先生と議論・・・は難しいだろうなと思います。
でも、そんなこと言ってもなにもはじまらない。
どのような状態にあっても、自分自身に当てはめて考えてみることは決して無駄にはならないと思い、
書いています
今までの
・ガイドラインの作られ方
・EGFRセミナー
この2つのVTRも載せておきます
ご自身のタイミングが合えば、どうぞ見てくださいませ。
まずはガイドラインの作られ方。
1時間9分あたりに
EGFRファーストラインの部分が出てきます
https://www.youtube.com/watch?v=2i74QfB6qIY
↓おしゃべり会、押川先生も来てくださるそう。
いろいろ聞けるチャンスでもありますね!
▼おしゃべり会 1月26日 東京!五反田です
今回の参加資格は、患者と家族のみです。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdnwF6PrpCD56Xg4ypKju-Qh1AKpRPiMgn1yRmdMN8nYwyx0g/viewform
■申し込み(※WEBで参加する場合)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe9DlkBLBfJajWaAzq2d5lLVER6db9gcRxGiTgnznF19EdIgA/viewform
※WEBでの参加はテレビ電話システムを使用します。直接参加する場合と同じく、名前の入力が必要です。みなさんが、WEBを使って、おしゃべり会に参加するという形になります。(いわゆるWEBセミナーのような、一方通行ではありません。)もちろん、参加した方のみの限定です。
(大阪は直接参加のみです。WEBはありません)
申込フォームに、困りごとや、みんなどうしているの?と思うこと、書く欄を設けました。それをもとにして、みなさんでおしゃべりします~。