こんにちは。
受動喫煙関係の報告です。
新聞などの報道で知っている方も多いと思いますが、厚労省の案が閣議決定されました。これによって、国会での審議に入っていくと思います。
これまでの経緯を振り返ってみます。
受動喫煙の法律(健康増進法の改定)が進められようとしたのは、2020年オリンピック・パラリンピックが大きなきっかけとなっています。
WHOとICO(国際オリンピック委員会)は、「スモークフリー(たばこのない)オリンピック」を推進していることで合意しているためです。各国は開催にあたり、受動喫煙の法律を作ってきました。
※詳しいことはこちらのブログへ
https://www.komazaki.net/activity/2018/02/post7430/
日本での焦点は、飲食店でどこまで禁煙を徹底させるかです。ここでずっともめてきました。
「店舗面積30平米以下のバーやスナックでは例外として喫煙可」
厚生労働省が出していた案です。
しかしながら反対され、2017年は法案を国会に提出できないという、緊急事態に陥ります。
それではまずいということで、いろいろ調整。
今国会に提出予定の最終案では「客席面積100平方メートル以下」の場合、「喫煙」「分煙」などと掲示すれば、喫煙室を設置しなくても喫煙可、に変更されました。
この最終案では他にも後退したところがあります。
学校や病院、児童福祉施設、行政機関などは原則敷地内禁煙としたものの、屋外に喫煙所を設置することは可としました。当初案では小中高や病院は敷地内全面禁煙だったのに・・・・・・・
このまま決まってしまうかもしれませんが、規制をもっと強めるべきと考える議員もいます。党議拘束を外すべき、つまり党の方針ではなく、国会議員の一人ひとりの信念に基づいて賛成・反対を決めるべきとの声も聞かれます。
そんな中、今回のアンケートが実施されました。答えはびっくりです。そうか、こういう対処の仕方ってあるんだなということです。
https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/judokitsuen-kokkai-giin?utm_term=.ev8mmWQPp#.qd7NNA7qe
三原じゅん子議員との対談も公開されました。
ご覧になってくださいませ
http://ameblo.jp/juncomihara/entry-12359437226.html?frm_src=favoritemail
▼4月14日 ワンステップおしゃべり会 東京