すっかり紅葉のシーズンな今日この頃ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
長谷川さんから近況報告来ましたので
アップさせて頂きます!
みなさん こんにちは
僕は今、またまた福島県立医大というとこに入院しています
治療は順調で、あした退院です
体調も悪くないと思います
秋になって、風邪ひくかなあと思っていましたが
そんなこともなく、順調にやっています
さて、せっかく福島に来ているので原発関連の話を。
写真の山の向こうが原発の方向です
(※窓は病院だから開かないの。すいません)
当時、ここは廊下にも患者さんがあふれ、
野戦病院のようになったとか。
最近朝日新聞の「プロメテウスの罠」で、
ここの医師たちの現場が書かれて
いたので、なんか前に来たときよりも親近感を覚えます
また数年のキャリアを持っている看護師さんであれば、
ココにとどまるか、でていくかの選択をしているわけですよね
そこに入院しているとは、とても不思議な感覚です。
さて、またまたロビーでの会話をすこし。
その夜、どなたかが亡くなったようで
続々と親族がロビーにやってきました
そしてこういうのです
「○○は原発性肺がんで亡くなったんだよ」
話の流 れからすると、とてもお若い方のようで
親族の悲しみが伝わってきます
こういうときはロビーから出て行こうとするのですが
続く言葉が問題でした
「原発の放射能でやられてしまった。
こうやってその影響で死んでる人間がいる
だれも報道してくれない
東電に頼んで賠償してもらうべきだ。
でもそうしたら、一生東電の言いなりだ・・・」
むむむ・・・
ものすごい苦悩の言葉です。
ですが、100%間違っています。
原発性肺がんの「原発」は原子力発電所という意味 ではありません。
「体に最初に出来たがん」のことを原発といいます
つまり、死亡原因が原発性肺がんなら
もともとのがんが大きくなって、悪さをして、亡くなった。
ということです。
対の言葉が「転移」になります。
とんでもない誤解です。
それにしても、
「原発の放射能が原因で死んだ。
公表されない。東電の言いなりだ」
この考え方はどこまで広がるんでしょうか?
親族がこの考え方で、口コミで広がっていくわけですよね
誰も悪くなくて
だれも得しない、
こんな間違いが刷り込ま れるのは
どうにもこうにもやりきれない感じがします。
これ、全然知りませんでした!
311以降、大きく意味を取り違えてしまいそうな言葉
ナンバーワンではないでしょうか!?
かなり勉強になります!!
かなりドキっとしました。
長谷川さんへのメッセージは
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ganbare_sakuemon@yahoo.co.jp