なんという超時間!! | NPO法人 肺がん患者の会 ワンステップ

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2024年4月、10年目突入。肺がん患者・家族の「いきる勇気」につながればいいなと思っています。

1月最後の更新です!
っていうか、もう最終日でしたね!
時の流れはマッハですねえ……

と言うわけで、長谷川さんからのメッセージ
更新でございます。


今、都内の大学病院で診察待ち中です。
待っている最中にコレ書いています。

へ、都内の病院?
と思われる方もいると思いますが
次に増悪したらどうするの?
というテーマで、可能性を探りに来たわけです。

今後の治療において
二の矢、三の矢を用意しておきたい。
仮に今回がダメだとしても、時間的に余裕があるので
次の手を考えられるわけです。
これは精神的にすごくいいです。
僕の場合ですけどね。
(病気のことは考えたくない、という方もいます。本当に人それぞれ。)


さて今回、訪れた大学の先生はビッグネームの人です。
雑誌とかにも取り上げられている様子。
というか、その雑誌見て僕も来たわけです。すごいなーって。
ほんの1時間前に、その先生が目の前を歩いていたんですけど
「○○先生だ!」って隣の人が歓声を上げてました。
さすがビッグネーム。

そういえば
予約方法からしてビッグネームらしかったです。

「初診の場合、予約はしてないです。直接おいでください。」

初診患者は予約なし。
予約をすると、3ヶ月先まで埋まっちゃうので予約はしない、
そんな感じなんでしょう。

となると気になるのは・・・

待ち時間です。

大病院て、3時間待ちの3分診療とかききますよね。

ずいぶん前に、違うビッグネームの先生のところに行った時は
3時間半も待った記憶がよみがえってきました。
このときは予約ありで、決められた時間に行ったにもかかわらず、です。

今回は予約無しです。
さらに待つんじゃないだろうか・・・・

嫌な予感は的中です。

待合室には今日の患者さんの数が張り出されていました。
先生の診察で1日なんと69人。
$サクエモンの会



この69人は再診の予約患者さんたち。
診察は僕のような初診の患者ばかりではありません。
この予約患者さんの合間に、
初診の患者さんを診ていくとのことでした。

患者さんに割り振られる診察時間をざっと計算すると
一人5分以下です。
そんな時間で診察が終わるわけないので、当然延長のはず・・・

僕の診察はいったいどこに入るんだろう?

僕は朝7時前に家でて 、8時受付。
9時診察開始で今11時すぎ。
もう計3時間が過ぎています。

ビッグネームの診察はつらいですね。


でも、あらたに気づくこともありました。

去年までの僕だと、質問事項をノートに書いて
聞くことをちゃんと整理し、聞き漏らしのないように準備していました。

今はこんな感じでPCやっています。
ノートは用意していません。

例えるとですね
駆け出しのディレクターのときは
ロケハン時、質問でいっぱいのノートを持っていましたが
慣れてくると、その質問が3,4行に減っていました。
それと似ています。

あれ。
だからなんだ、ってかんじですか。

いや、これね、
「患者として成長した」ということですよ。
慣れただけでしょ、とか言ってはいけません

まあ、いいことか悪いことか、よくわかりませんけど。


。。。。。。。。。。。。。。。。。


書いた後、すぐ呼ばれ、診察に。
で、その後、CTもして、また診察。
結局、病院を出たのは午後5時でした。
9h病院。
しかも、検査で3日後またきてね、だって。
今日はもう遅いから検査できないそうです。

患者はタフでないといけませんな。

肝心の治療のほうはというと、
選択肢になりそうです。
やるかどうかは慎重に考えないといけないので
なんともいえませんが
選択肢が増えたことは素直に喜ぼうと思います。



9時間!
っていうか、先生もずーっと集中して
仕事しまくらなくてはならないし、
なんということでしょう!

それにしても、長谷川さんの前向きな感じは
本当に凄いと思います!

長谷川さんへのメッセージなど、
是非こちらへお送り下さいませ~!
ganbare_sakuemon@yahoo.co.jp