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若の生活

Yahoo!ブログより引っ越しをしてきました。

若…2002年生まれ、1歳7か月で自閉症確定診断。「若」の由来は、某ド田舎本家で舅が「時代が違えばこの子は『若様』じゃ! お前たち(親族の子どもたち)とは扱いが違うことを自覚するように」とブチかましたことによる。

精神的なストレスがあると………… 

「 激 辛 」 

に走る私。 

 

コレ、科学的な根拠もある模様。 

「辛味 → 痛み」 

ということで、辛いモノを食べると、

痛みとして脳味噌が感じてアドレナリンがドバーー 

で、このアドレナリンドバーは、「ストレス発散」にもなるのだそう。 

 

この科学的根拠を知る前から、分かりやすかった私。 

ストレスを感じると外食で「激辛系メニュー」を食べたくなるのだ。 

辛いのが苦手な野郎どもに合わせるので 

「ココイチのカレー」 ストレス度によるが「7辛~10辛」(激しくストレスが溜まってると10辛に卓上の『トビ辛スパイス』を山盛りブッかけたりする…個人的には『トビ辛スパイス』は辛味の足しにはならぬ) 

「街の四川系中華屋さん」 そこで激辛と呼ばれる「紅麻辣麺」(花椒と麻辣油がアホほどかかってる激辛ラーメン…見た目も真っ赤w 注文の際には『かなり辛いですが大丈夫ですか』とめっちゃ念を押されるw) を食べ出す。 

 

今回は、セブンイレブンの期間限定イベント「旨辛界隈」というシリーズがあり… 

「辛いトマトとニンニクのスパゲティ」(すっごい辛いと注意書き付) 

を購入。 

うむ、確かに旨辛いな。 だが、今の私には辛さが足らぬ!!!!! 

…というわけで。 

「自家製 ハラペーニョの醤油漬」 (※あまりに辛すぎるので、私以外、誰も食べません) 

から、ハラペーニョを取り出し、ドカンドカンとトッピング。

 

ひゃっはーーーーー 

辛ぁーーーー、うめーーーーーーーー 

 

トッピングされていた「丸ごと1本の鷹の爪」もそのまま齧って食べてしまった。 

…………食べてから我に返る。 

「おおぉ……アホほどハラペーニョをトッピングしてもーた…………

 鷹の爪も食べてもーた………… 

わたしゃストレス溜まっとんのやな…」 

うむ、障害者年金で、我が子のことをボロクソに書いているのが、思った以上にストレスだったようだ。 

分かりやすいなあ私w 

 

 

 

 

ちなみに、激辛好きで、激辛にはかなり強いけれど、 

私はあくまでも

「辛いものを『美味しく』食べたい」

という人なので、 とんでもない激辛にチャレンジしたいというわけではないので念のため。 

…いや、ココイチの10辛食べてる時点であんまり説得力ないかwwwwww 

(個人的には、5辛から先は、最初の一口目の唇と舌への刺激の差の違いでしかないと思う)

ただいま、

若の「障害基礎年金」(いわゆる障害者年金)の申請のため、 

アレコレと書類仕事をしている私。 

 

障害者年金専門の社労士さんに依頼しようかと思ったんだけれど、

専門社労士さんと面談したら 

「下書きとは言えここまで書けてますから、ぶっちゃけ自力で申請しはったほうがヨロシイんとちゃいますか」 

と言われたのだ。 

冷たいように感じるかもだけど、コレ、超良心的社労士さんなんだよ。 

なぜなら面談は1回は無料だから…そして2年分遡り申請するという事情もあったので、 

「 報 酬 」

(着手金が5万くらい、成功報酬として年金2か月分、または遡り申請して得た年金額の10%の、どちらか高いほう……というのが一般的) 

ということを考えれば「受けますよ」って言うよな。

 申請書類の内容についてちょっとだけアドバイスをもらって。 

 

ただいま、書類仕事をしているわけだけれど、年金申請のためにはどうしたって 

「できないこと(支援が必要なこと)」

 をできるだけたくさん、詳細に、書き連ねていく必要がある。 

これ、コツもあるんだけどね(モノは言いよう、というヤツです)。 

基本的には「本人が一人暮らしすることを想定した場合」で、

「できるかできないか」を書いていくわけなんだけどね。

かなりコツは必要。 

 

で、こう、支援が必要なことをズラズラと書いていくわけなんだけれど………… 

これがまあ、びみょーーーーーーーーに、凹むわけよ。 

特性で「できない」ということは、死ぬほど分かっていて、

「支援が必要」だからこそ、 障害者年金の申請をしている 

というのは十分に、十分に頭で分かっているし、 

実際、「支援必須!」だからね。 

申請書に記載しながら、 

「『いいところ』が、たくさん、たくさん、ある子なんだよおぅ~」 

なんて、独り言。 

ここ数年、障害者年金の受給に関しては、えげつないほどに厳しくなっている、というのは知っている。 

ひとまず、提出は8月中旬。 

それまで、頑張って作文するよ! 

 

申請が通りますようにぃ~

 (※相談に行った社労士さんから『アカンかったら、また相談してください。再チャレンジのときは受けます。出した書類はコピーしといてね♪』て言われましたw)

日曜日は、名古屋へお出かけ。

発達障害児のママ友さんとのオフ会なんだぜw

 

で、そこへ若が便乗するという。

(※若は昼間は別行動で夕方からの食事会に参加)

 

自宅最寄り駅からの距離が100キロを超えるので、若が所持している精神障害者福祉手帳で、若本人の運賃が半額になる。 

(2025年4月から精神障害者保健福祉手帳で運賃の割引が始まりました…ありがたや! 鉄オタの若にはサイコーですw)

というわけで、

若が 

「みどりの窓口で、名古屋までの切符買うてくるわ」 

というので、私の分もついでにお願いしておいた(私の分は割引はありませんので念のため)。 

 

若、 

「ふふふふふ……俺の手帳が火を噴くぜ…………」 

という中二病っぽいセリフを発しておりました。 

楽しそうで何より(笑)

就労移行支援事業所に通う若。 

若が通う事業所では、職場体験には「レベル」がある。 

 

・見学…ホントに見学のみ(見て回るだけ&企業の人の説明を聞く&事業所から就職した先輩の話を聞く) 

・見学&体験…そこに半日~1日の職場体験 そこから少し進むと 

・実習……3日~1週間、実習に行く。インターン的なもの。 

・実習2……1週間~2週間、実習。これは「採用」を意識したもの。お互いにマッチングができれば採用になる。 

 

現在、若は「体験」をやっている。

1日の職場体験を1か月の間に複数こなしている。 

若は5月に入所したところだけれど、実習に至るには、かなり早い段階だそう。 

というのも、若は1歳代からの療育と、義務教育中9年間の情緒支援学級と、大学での障がい学生支援の一環で「就労の練習」という「キャリアセンター二人羽織」な校内バイト(図書館)を2年間やっている。 

その中で「就労準備性ピラミッド」の「土台」をガッツリと叩きこまれている…というのがデカイ。 

なので、事業所的には「若君なら、(障害者就労として)企業から引っ張りだこだと思うんです」とのこと。 

 

そんな中で、体験色々。 

「某メーカーのゲームプレイ」のオシゴト 

ゲームをプレイしながら「バグ」を探すオシゴトなんだけど、これめっちゃ楽しそうやん! …と思った母ちゃん。

 若、コレを体験して「俺には絶対無理」と断言。 

若が 

「どういうやり方をしてどういう風に探すのかっていうのは、言うたらアカンから言えへんけど、

『ゲーム好き』『ゲームオタク』なだけでは、でけへん仕事や思う。少なくとも、俺には合わん」 

………な、なるほどー 

そして、

「規範意識」がヒッジョーに強い若。 

仕事内容についても「外部に漏らすな」と言われていることから、

「どういうゲームをしたのか」についても「言えない」し、

「バグを探すためにどういうプレイをしたのか」についても「言えない」

… ので、若が「言える範囲」で答えてくれたのがこの内容。 

ちなみに「どの企業に行ったのか」についても「伏字もダメ!」とのことで、ご容赦w 

 

事業所的には 

「単純作業ではなく、事務補助的な形で、いくつかの違う仕事をこなすような仕事が合うのではないか」 

とのこと。 

例えば、入力作業(Excelシートに何かを打ち込んで資料を作成したりとか)、郵便物の仕分けと配送、事務用品の在庫管理と発注(ルールが決まってるもの)、を総合的にやっているような企業が向いていそうとのこと(実際、そういう仕事の特例子会社を中心に体験中)。 

今は、「体験」のみで色んな会社を見て回っている段階。 

 

月に2~3社というハイペースだけれど、「採用前提」の実習に進むかどうかは、本人としっかり相談だ。 

若的には「もう少し事業所でビジネスマナーや社会人用SSTを勉強したい」らしい。 

焦らずゆっくり考えろ、ということで。

今日は、若と二人で博物館のハシゴ。

 

一つ目は

大阪自然史博物館で開催されている。

特別展「昆虫MANIAC」

へ。
 
二つ目は
大阪歴史博物館の
へ。
 
 
自然史博物館は、これ作戦失敗。
というのも
「夏休みでしたよ!」
というのを失念。
親子連れが満載……すごい人でした(汗)
若は、経験値で人混み慣れしていたので、パニックを起こすことなく、サラッとこなす。
それにしても、「昆虫博士」なキッズがたくさんで、そりゃあもう感心するしかなかったよ
(パパママへ色々解説しまくるキッズ多数w おばちゃんも近くで聞き耳立てて『へええぇ』と)
「好き」へのモチベーションは大変にスバラシイッ!
そして、「虫は苦手」だろうママさんが、我が子のために頑張ってる姿もな!
(標本やら何やらに食いつき倒している我が子を遠目に見守っているw ヤスデやクモやGの標本に近づけないw)
色々頑張れママちゃんw
 
…で。
大阪自然史博物館は「長居公園」という自然あふれまくりの立地である。
公園散策ついでに……
 
セミの抜け殻の山
(木の幹にも山盛りありましたが、何かの実かレベルでこんなのがw)
 
セミが大量に…
(何匹いるか数えてみたいなw)
 
なんてのを見付けてしまい…
若が「笑いのツボ」にハマってしまって、もうひたすら「ひゃはははははははは」と笑いだす。
 
 
二つ目の大阪歴史博物館。
隣接するNHKホールで「パンダドラゴン」の何かのイベントに当たっていたようで、大変な人混み。
(パンダドラゴンが何か分からなくてググッた私たち親子)
若の目的は「蘭奢待(らんじゃたい)」の香りを再現、それを実際に嗅げるというヤツ。
博物館のほうもすごい人混みで、入場制限が出たレベル。
若は「嗅ぐ」だけが目的だったので、展示品オールスルー!
(本来の展示品は、秋の『正倉院展』で見る予定)
嗅ぎました、蘭奢待(の再現)。
 
主に感じるのはシナモン………
で、そこにフルーツ系の香り…
何のフルーツかは分からないんだけど
甘い香り
花っぽい香りもする………
 
でした。
 
 
 
 
余談です。
歴史博物館は入場料2000円(大人)。
だけど、若が持つ障害者手帳のおかげで、本人と介助者1名(私)が無料。
だからこそ、「展示品スルーして蘭奢待の匂いだけ嗅ぎに行く」という力技が可能でした。
や、だって本来の2000円お支払いしていたら、何がなんでも「展示品もガッツリ見ようよ!」ってなる。
若は人混みや感覚過敏(視覚的刺激、聴覚的刺激、臭覚的刺激)でパニックを起こすから、こういうところへ行くのはめちゃハードル高い。
小さい頃は、ホントに外出も「行けるか行けないか」「行ってダメだったら」って躊躇すること多々。
だけど、手帳のおかげで
イザ行ってみて「ダメでしたー!(パニックドッカーン)」でも、無料なら「残念! では次回!」で躊躇なく撤退も可能。
だからもう、「手帳の恩恵」のおかげで、ホントに「よしダメ元で行ってみよう」というチャレンジがたくさんできた。
このおかげで、若の「興味関心の分野」に関しては、遠慮なく博物館などなど使いまくって、深堀りしまくれた、
という有難い事情があるかと思う。
手帳は「使いよう」でございますよ………