広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
40代後半のその方は、4年前のマンモグラフィ検診で石灰化を指摘され要精査となりました。一通りの検査で悪性所見なしと判定されたその方は、安心し放置されていました。
4年ぶりのマンモグラフィ検診が近づいてきたため、ある日セルフチェックをすると、固くて大きな腫瘤を触れました。祈る気持ちで検診日を待ってマンモグラフィ検診をうけた結果は要精査でした。
視触診すると硬くて大きな腫瘤のほかにも乳房内に小さな結節があり、多発乳がんと思われました。マンモグラフィでは、明らかに悪性を思わせる石灰化が乳腺全体に拡がっていました。
がんの大きさは2㌢余りでしたが、腋窩リンパ節はレベル2まで転移があり、HER2タイプのステージⅢ乳がんの診断のもと抗HER2療法を含む術前化学療法後に、広島市民病院で皮下乳腺全切除、腋窩レベル1のサンプリング、広背筋による同時乳房再建手術が行われました。
この方が2年ごとにマンモグラフィ検診をうけられていれば、違った展開になっていた可能性は高いものと思われます。
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。