広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
WOWOWでたまたま見た映画で、私は一人の登場人物に目を奪われました。雰囲気が私の同級生にあまりにも似ていたからです。
大学に入学したとき彼と出会いました。現役の私には2浪の彼は兄貴分に見えました。
彼は2年の遅れも気にせず、ゆったりとした大学生活を送られていました。中でも、美味しいコーヒーの入れ方やうどんの出汁の開発に凝ったためもあり、卒業は私の2年後でした。
その彼が、医局の人事に反発して保険医になったという噂は風の便りで知りました。そして、また顔を合わせたのは、私が顔を出した検診センターでした。
保険医を解雇された彼は、その後検診センターの医師となっていました。もともと多くなかった髪は角刈りされ、ふっくらとした顔はすごみすら感じさせました。
外見とは反対に内心はないーぶな心をもつ少年のようです。その彼も検診センターの人と喧嘩して今は別の職業についているようです。
両者には悪いのですが、私には瓜二つに思えます。
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。