桜とセミ | 広島で乳がん治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二のブログ

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。

 

 国内でトップを切って、高知で桜の開花宣言が出された翌日でした。私はタクシーに乗りました。

 運転手さんは多弁でした。その方は、お客さんの受け売りだと前置きされて、いろいろと教えてくださいました。

 桜の開花には、気温がとても大事だと。木のどこかにセンサーがあって、開花し始めたら一斉に咲く姿は見事だし、その規則性には毎年感心するとも・・・。

 しばらくすると、「ところでお客さん。去年の5月は暑かったでしょう。それなのにセミは鳴かなかったんですよ。どうやら、セミが鳴くのは気温だけではないらしいんですよ。ご存知でした・・・?」と話されました。

 締めくくりは政治の話でしたが、内容をあまり覚えていません。ただ、最後の言葉は印象的でした。

 「お客さん。期待するから裏切られるんですよ。私は、最初からあきらめていますから楽なものです」

 患者さんに、そう言われないようにしなくては・・・。

 

 最後に二日前の広島市民病院の桜と、昨日の袋町公園の桜を供覧させていただきます。

 

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。