広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
60代前半のその方の乳がん手術を、私がさせていただいたのは20年前でした。当時はまだ一般的ではなかった、術前化学療法後に乳房温存をするだけでなくセンチネルリンパ節生検をさせていただきました。
当時は、もともと転移があるかもしれないリンパ節には色素やアイソトープが到達しないため、偽陰性となると思われていたからです。私は、今では当たり前となった、画像で転移が陰性となった場合には、センチネルリンパ節生検が可能と考えました。
その方は卒業生となった今、年に一回ひがき乳腺クリニックに検診に来られます。今回も無事に諸検査をクリアーされました。
帰り際に、「先生、ブログは続けてくださいね。私は毎朝5時半に起きたとき、まず先生のブログを見るようにしていますから・・・」と言われました。
私は、「こんなくだらないブログを見ていただいてありがとうございます。それでは、もう少し続けることにしましょうか」と返事しました。
私のブログに登場される人物は、その個人にしかわからないようにしています。出演料を払えなくてすみません。
「5時半になりました。お早うございます」
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。