広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
50歳前のその方は、ひがき乳腺クリニックが開院してからは、定期的に検診に来られています。この度、国内でのWBCの観戦に行かれたので、その感想を伺いました。
すると、当日は試合が終了してホテルに帰っても興奮が冷めず、鼻血も出たそうです。自分の中に眠っていた愛国心が、目覚めたとのことです。
そこで、ついでに「もし、日本が攻められたら戦いますか、それとも降伏しますか?」と尋ねました。すると、「戦うかも・・・」と言われました。
日本の若者の過半数が、「戦わない」という意思だと聞いたことがあるだけに、驚きました。その患者さんが来られた翌日、ネットを見ていると「侍ジャパンの活躍」が報じられていました。
私は、ついつい、岸田首相がウクライナを電撃訪問という記事より先に読んでしまいました。いわゆる戦後育ちの「戦争を知らない世代」の私には、(私の父のように、自分を犠牲にしてまで)「お国のため」という発想は持ち合わせません。
しかし、昔私がお世話になった外科の上司の言葉のように、「自分のためにしたことが、結果的に病院のためになればいい」というように、自分たちが自主的に自分のお金や時間を使って応援したことが、結果的に国のためになればいいのかもしれません。
そして、昨日は侍ジャパンは宿敵アメリカを倒しました。私の患者さんもまた、鼻血が出たかもしれません。
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。