広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
私たち医師もミスを犯します。そして、時にはそれが、刑法や民法で裁かれることがあります。
これは仕方のないことです。救いは、多くの場合(故意ではない)「過失・・・」という形容詞が付くことです。
不幸にも有罪となった医師でも、罪を償って臨床に復帰された方もたくさんおられます。
司法の判断には従うしかないのです。ありがたいことには、たとえ有罪となっても、罪を償う機会が与えられていることです。
政治家でも罪に問われ、償われた方もおられます。私は、どんな職業の人だろうが、どんな立場の人だろうが、自分のとった行動には責任を持ち、逃げ隠れせず法廷で自分の立場を説明し、罪に問われたならば潔くそれに従うべきだと思います。
「人として」、それは最低限の義務だと思います。たとえ、首相を経験された方でも裁かれることがありえること、私はこれが、「民主主義の基本だと思います」。
「人として」生きることは、とても地味ではありますが、逃げ隠れしない強さを私は感じます。何もせずに逃げると、自分で罪を認めたことになるかもしれません・・・。
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。