術後の経過観察 | 広島で乳がん治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二のブログ

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。

 

 乳がんの術後経過観察のやり方は様々です。東京にある専門病院では、年に1回マンモグラフィをするだけのところもある、と聞いたことがあります。

 おそらく、再発を早く発見しても予後は改善しないという過去のデータと、患者数が多いために、きめ細かな経過観察ができないという事情もあるのではないかと思われます。

 それなのに私が、できるだけ細かく経過観察をしている理由は、局所再発や対側の乳がんは早期発見早期治療をするにこしたことがないからです。そのためにはエコー検査は有用です。

 また、最近ではオリゴ転移といって、遠隔臓器への転移であっても、切除することにより治癒に近い状態を維持できることもありえることがわかってきました。そのためには、腫瘍マーカーやCT検査などの画像も役立つことがあります。

 ホルモン剤や骨密度を上げるための治療を行っている方は、定期的な肝機能や腎機能、ミネラルなどの検査が必要です。先日、東京で手術を受けられた方で転居後、ひがき乳腺クリニックに来られている方と相談しました。

 そして、術後4年で初めて(全身転移の画像診断として)PET-CT検査を受けられることになりました。これを過剰診療と思うかどうかは、ご本人が判断されることだと思います。

 機会があれば、私の経験したオリゴ転移の方々を紹介したいと思います。

   

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。