おめでたい花 | 広島で乳がん治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二のブログ

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。

 

 ひがき乳腺クリニックのその日の最後の患者さんは、診察室に入るなり、お隣のアンデルセンで買われた花と花瓶をくださいました。「来月で術後10年になるんですよ。」

 私はそのこぢんまりとした花がきれいだと思いました。思わず「これは造花ではないのですか?」と聞いてしまいました。

 そして、私はマスクを外して匂いを嗅いでしまいました。コロナ禍の中、花は不要不急の代表だったかもしれません。

 花と言えば私は毎年の夏、北アルプスでチングルマなどの高山植物を鑑賞させていただいています。彼らの多くは雪解けとともに開花し、強風の吹きすさぶ稜線などでたくましく咲いてくれています。

 花に負けないような真っ赤な服を着られたその患者さんの次回の受診日は、80歳の誕生日だそうです。本当に、おめでとうございます。

 そして、ありがとうございました。

  

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。