広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
私が大学進学までの娯楽は、読書ぐらいしかなかったと思います。TVも映画も身近ではなく、今のようにインターネットもありませんでした。
その頃、私が気にいっていた作者は、夏目漱石、芥川龍之介、太宰治・・・などでした。その中で、その作者のすべてを読んだのは夏目漱石でした。
それだけでなく、もっとも好きな「心」は数えきれないぐらい読み返しました。そんな私が、横溝正史にはまってしまいました。
ただし残念ながら、横溝正史の全作品を読んだわけではありません。あくまで、金田一耕助が登場する探偵ものが、主なものです。
とはいえ、金田一耕助が登場するといわれている77作品は読破しました。当初は、角川文庫の金田一耕助ファイルでしたが、光文社文庫に移ると、金田一耕助は同じ事件を何度も解決していることがわかってきます。
例えば「迷路荘の怪人」は昭和31年8月に「オール讀物」に掲載後、昭和34年2月には「東京文芸社」から、そして昭和50年5月には同じ「東京文芸社」から「迷路荘の惨劇」として出版されています。
これは、横溝正史には改稿癖があったからだそうです。というわけで、角川文庫の金田一耕助ファイルを読み切った私は、いつまで続くかわからない改稿の読破の旅に出ています。
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。