我思う、ゆえに我あり ~ HBB コンサルティング -21ページ目


ご機嫌いかがですか?

荒木千佳でございます。



EUの事を書くといいながら、いきなり題名が存在価値と内容の差異とはいかがなものかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。



しかし、私はこのEUの存在価値と内容の差異そのものが、現在のEU(欧州連合)の危うさを引き起こしていると考えています。

EU条約では欧州連合の存在価値について、このようにうたっています。


「(仮訳)連合は人間の尊厳に対する敬意、自由 民主主義 平等 法の支配 マイノリティ に属する権利を含む人権の尊重という価値観に基づいて設置されている。これらの価値観は多元的共存、無差別、寛容、正義、結束、女性と男性との間での平等が普及する社会において、加盟国に共通するものである。そして、連合の目的について、第2条で挙げられた価値観や平和 、域内の市民の福祉を促進することとしており、そして、経済面では、欧州連合ではローマ条約や単一欧州議定書、シェンゲン協定により、国境管理や加盟国間の制度の違いといった障壁が除去されていき、域内における労働者、商品、サービス、資本の移動の自由が確保する」



私は、EUの存在価値に関して、又その試みに関して何の異論もありません。

しかし、10年たった今、このボーダーレスの思想は、実質面では全くの穴あき状態だと言わざるを得ません。




例えば、ユーロという共通通貨の事。



EUはヨーロッパの全ての国ではありませんが、27カ国が加入をし、又16カ国がユーロという共通通貨を採用しています。


ドイツやフランスには以前にはマルクとか、フランというような自国の通貨がありました。

それを捨ててユーロという共通通貨を採用しました。



自国通貨捨てて共通の貨幣を持つ。

これはEU諸国にとってはとても大きなステップと言え、又投資事業を行う時、国境という障害が無くなる事は大きなメリットです。


巨大なEU金融市場の誕生というビックプロジェクトではあったのですが、その反面、単一通貨と単一金融市場を作ったにも関わらず、EUには一元的な財政政策や金融の監督のルールがありません。


これは一体何を意味するのでしょうか?



一つの例を上げましょう。



2008年の暮れ、かのリーマンショックで、EU諸国で起こった事です。


金融不安が大きくなると、一般の人も小さい銀行などは潰れてしまうのではないかと、何故潰れるのかの理由は解らずとも不安になると思います。

特に預金者にとっては、自分の預けていたお金が無くなってしまうのではないかと考えてしまうのです。



そして、その不安は2008年のEUでは大きく人々の心にのしかかっていました。
そんな時、アイルランド政府は、国内の預金を全額保護すると一方的に発表したのです。


これは一見世界が信用不安に陥る中、取りつけ騒ぎ等は起こっては更なる不安が広がり、アイルランドの銀行の倒産を防ぐための政策としては評価される事だったと思います。


しかしながら、これはEUという単一の金融という枠組みで見てみたら、それには重大な欠陥がある事がわかります。



まず、何が起こったかといいますと、イギリスの預金者が、一斉にアイルランドの銀行に預金を移し、イギリスの銀行が破たんの危機にさらされました。


現在のインターネット社会においては預金の移行は簡単に行えます。

まして、EUという単一通貨と単一金融市場では国境という壁もありませんから。。。。。



本来、このような取り組みは単一通貨と単一金融市場内で一緒に行われなければなりません。



グローバル経済上もアイルランドの銀行がつぶれなくても、他のEUの国の銀行が預金者がアイルランドだけに集中したから他の国の銀行が潰れたでは、全く意味がありません。

つまり、アイルランドの取った措置は、EUという枠組みの中で、自分の国だけは守りたいという行動になってしまうのです。



本来なら、EU全体で一元的な財政政策や金融の監督のルールで行うべき事なのです。

しかし、連合といっても肝心な所が連動していないという所がこの連合の現在の危うさを引き起こしています。





明日はこの続きを、ギリシャの破たん問題を題材にお話しします。





ご機嫌いかがですか?

荒木千佳でございます。


一寸真面目な経済論を今日から数回書こうと思っています。

現在、米国にて、色々起こっております。


そちら方面の方が、私はその世界にいた人間ですので、具体的なお話が出来るのですが、あまり書きすぎると退社後の秘主義務契約にひっかかるような事も書きかねないので、題材をEUに絞って書きます。


問題が噴出している所を注目したら、どんな事を題材にしても、視点を変えれば、その問題が起こった思惑が本来の目的との差異から出ている事が大半です。


そして、ではそれをどう対処するかという事を考える時、その不協和音と向き合う勇気があるか?


と、いう所に行きつきます。


結構、私は今EUで起こっている事は、形と規模の違いはあれ、今のメンタリティの中では、何処にでも起こりうる問題だと思います。


大きな本質の核と個々の思惑の差異。


その差異と向き合う難しさ、そして、それを無視するあやうさ等を伝えていければと思います。

何故なら、それを理解しなければ、状況を変えることは出来ない。


でも、そもそもの不協和音を作ったのは思惑の違いがあれ、その当事者だという事。



不協和音の原因の概要、そしてそれらを把握することを軸に、

今後の事を考えられたらいいと思います。






ご機嫌いかがですか?

荒木千佳でございます。


昨夜(というか、今朝?)久しぶりに師匠とチャットというものをしました。


師匠と言っても、別に元上司でも学校の先輩でもなく、ひょんなことで知り合った方で、彼女には彼女のお仕事上でちゃんとオフィシャルな(?)お弟子さんがいらっしゃいます。

(そのお弟子さんも流石師匠が弟子と認めるような方なので、凄いお方です。)


つまり、その方の事を私が一方的に彼女を師匠と言って慕っているのです。

失礼かもしれませんが、人生の生き方の御師匠様。。。。。


って、感じでしょうか。


その方の生き方そのものをフォローはしませんが、その方の心意気に惚れまくった私は、自分の中の心意気はちっちゃいながらも、自分軸をしっかりしながら、作っていきたいな。

その方を意識しながら。。。。。


余談ですが、私のブログの題名ですが、これはデカルトの有名な言葉ではあるのですが、実は心の御師匠様が御自身が運営されているサイトでお使いになっている題名のぱくりです。


ぱくりというか、自分を見つめていくと、どうしても


“私はわたし”


と、いう所に行きついてしまって、そして、我ありという所から、全ては発信されるという思いから、この題名を使っています。




それにしても、組織に縛られず、人間的な魅力で、他人からの尊敬を集める。


それって、凄い事だと思いませんか?



会社等の組織では、契約的な関係がどうしても発生します。

勿論、組織の中でも心から尊敬できる人間関係は出来る時もあります。


ただ、役職が人の尊敬を集めるわけではなく、マネジメントとリーダシップは全く似ていて非なるものだと思います。



そういえば、リーダーシップ論ではとても素晴らしい本があります。


「リーダーシップの旅」


という本ですが、著者のお一人である野田智義先生には一度お目にかかった事がありますが、本当に素晴らしい方でした。


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E6%97%85-%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%82%8B-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%87%8E%E7%94%B0-%E6%99%BA%E7%BE%A9/dp/433403389X



さて、師匠に話を戻しますが、昨夜、12時過ぎから、明け方まで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

正直ビジネスの話とか、生き方論を話していたわけではなく、他愛ない話ばかりをしていたのですが、彼女自身の生き方が、半端じゃなくかっこいい、真っすぐな筋の通った方だったので、凄くエネルギーとパワーをもらいました。


師匠とは実は昨年の9月以来、全然お話をしていませんでした。

9月に、ちょこっと色々あった私を彼女が厳しくも、又優しい包容力で、私を支えて下さいました。


彼女とお話をした後、1通のメールだったんですが、彼女から頂きました。

内容はちょっと秘密ですが、あんな、厳しくも又包容力のあるメールを頂いた事は私はありません。


多分、私は人生に難しさに直面した時には、いつもそのメールを読み返すでしょう。



自分軸のしっかりした人は、周りにとても大きな影響を与えます。

どんな話をしても、どんなに素敵な事を言っても、その人の生き方が真っすぐでないと、人は同じ事を聞いても、全く違う意味を受け止めます。



昨日は、本当に、全くプライベートな、他愛のない、話だけだったのに、本当に私はエネルギーを頂き、



やっぱり、師匠は凄い!


と、思いました。



私も、まずは自分軸をしっかり構築していかなくては!




(そういえば、昨日から、師匠からマリリンと言うニックネームをもらっちゃいました。何故に???)