ご機嫌いかがですか?
本日は、ギリシャの事を書こうと思います。
現在のグローバル経済において、対岸の火事の火の粉がいとも簡単に降りかかってくるように見える今日この頃。
そうですね、それも事実なのですが、本当に火の粉だけが降りかかっているだけではない一面もあります。
火の粉が降りかかっても、防火壁を持っている強固な建物なら、被害があっても、ビルが火に包まれるリスクは木造の建物より少ないと思いませんか?
何を言いたいかというと、ギリシャがEUに加盟をした時、同じEU加盟国のドイツとの国債利回りには10%以上の開きがありました。
つまり、ドイツにお金を貸すとすると、低い金利で貸せる信用があったのですが、ギリシャにお金を貸すとなったら、高い金利で貸さないと怖くて貸せないという状態だったのです。
勿論、EUに加盟する時には、一定の基準を満たさないと加盟できないのですが、それでも実際にはEUに加盟をしている国の経済状態には差がありました。
ギリシャという国は、元々海運業と観光が主な産業の国でした。
不況がくれば、観光が減少はしますし、海運業は確かに世界貿易に大きく左右をされる産業ですので、金融危機が大きな問題ではあったのですが、それ以上に、この国はEUに加盟をした後、国債の利回りが大きく下がり、その結果、借金がしやすくなり、借金を重ねてしまった経緯があります。
例えば、ギリシャさんという人に、大金持ちのお友達が急に大ぜい出来てしまったようなものです。
ギリシャさん自体は、今までと変わらなかったのですが、一寸セレブの集まりに背伸びをして、会員になり、有名人と友達になり、周りが、
“ああ、あの**のメンバーさんですが!**社長とお友達なんですね~~~!”
って感じで、信用度が増したわけです。
ギリシャさん自体、そのメンバーとして、又信用がついた事をチャンスに、ギリシャさん自体の価値を上げる努力を地道にすれば良かったのですが、まわりが、
ああ、あそこのメンバーさんなら、4%位でお金をお貸ししますよ~~~!
って、なったのです。
今までは、この人に貸すには15%位の金利でしか貸してもらえなかったというのに。。。。。
EUに加盟をして良かった!
これをチャンスに、経済政策に真剣に取り組み、経済の強い国になろう!
と、思えばよかったのに、大げさにいえば、
お金があるから、ここはぱ~~~と、銀座で豪遊!
とまでは行かなくても、金利が安いという事で、安易に借金だけを増やしてしまったのです。
。。。。。
もともと、中身が本当に良くなったわけでもなく、借金を増やしていたギリシャさんは、世界経済の不況ももろにかぶり、今の現状があるわけです。
ギリシャさんは、メンバーに助けて!
と、言うのですが、困ったのはその会のメンバーです。
ただでさえ、自国が金融危機で大変な時、今まで出来の悪いメンバーだった国が助けてくれと言ったって、それば自国の税金を投入することを意味をします。
そうなると、ギリシャさんの窮地が、同情するような理由より、ただ、怠慢で借金が膨らんでいた事実があれば、そのメンバー国の国民からの反発が出ます。
とはいうものの、そのメンバーを見捨てれば、EUという所に入っている意味がないと、EUから離れる国々も出て来かねない。。。。
簡単にいうと、こんな事なのですが。。。。。
良く、金融の世界では、レバレッジ効かせてだの、多数のストラクチャーを駆使して、お金を借りやすくしたり、節税をしたり、まあ色々やりますが、とはいうものの、
この手のテクニックは所詮は、テクニックの一つで、実態が伴わなければ、その効果は所詮は人々の怠慢を作り出すだけではないかと思うのです。
金利が安くお金が借りられるようになったら、それをチャンスと取って、真の国力を高める努力を怠って、安易に借金だけを増やしていった。。。。。
これは国単位の話ですが、形を変えて、何処にでも見られる事のような気がします。。。。。
ギリシャだけでなく、イタリア、ポルトガル、スペインも実はかなり同じような状況のようで、これらの国々の動向が耐えられなくなり、破綻になったら。。。。。。
巨大なドミノ倒しが起きる可能性が高まります。
こんな時に、ヨーロッパはアイスランドの灰に包まれ、自然災害と言う泣きっ面に蜂状態の今です。
航空会社の事が派手に報道されていますが、農業等の打撃も酷いでしょう。
ワイナリー等も困っているでしょうね。。。。。。