プログレ喫茶 Justin
第42回 Summer Vacation Dark Side
開催日時 8月31日 日曜日
21時~23時迄
さて、先月に続いて今回も私が担当させて頂きます。
夏をテーマとした最後の仕上げは、
"Dark Side!!"
皆さん、夏と言えば海、花火、お祭りと思い浮かぶでしょう。
でも、同時に夏と言えば肝試しですね。
夏の夜に潜む、恐怖。
想像を絶する、恐ろしいエピソード。
それらを想起させるサウンドを
今回はお送りしましょう。
…………((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
決して、一人では聞かないで下さい。




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配信の受信方法を公開します。
配信設定の仕方は
1. Window Media Playerを起動する。
2. CTRLキーを押しながらUキーをを押す
3. 配信用のURLを入力してOKをクリック
4. 配信時間になったら音が出ます
※1回入れるとそのまま聴けると思いますが もし続けて聴こえない場合は
配信が始まってから URLを再入力してみてください
配信URL http://153.199.68.10:50000/
※ URLは動いてしまうので、最終的に配信当日にも確認して
ここに記述しますので、ご確認ください。
以上
よろしくお願いします。
セットリスト
OPENING 【超恐怖『ヘレディタリー/継承』90
1.Halloween - ジョン・カーペンター
映画「ハロウィン」のために監督ジョン・カーペンター自身が作曲した
作品。後にホラー映画の代名詞とも言われるようになる。
2.Nosferatu - Popol Vuh
ドイツ映画「ノスフェラトウ(バンパイア)」のテーマ曲として、やはりドイツのバンド
ポポル・ヴーが曲を担当した。
3.Le Chateau - Art Zoyd
フランスの名チェンバー・ロック・グループ、1922年の映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』の
サウンド・トラックとして制作された89年作より「Le Chateau」
4.「Meadow Of Infinity」~「The Glass Bridge」- Peter Baumann
タンジェリン・ドリームで活躍したkey奏者Peter Baumannのソロ作『ROMANCE 76』より、
「Meadow Of Infinity」~「The Glass Bridge」 ~「Meadow Of Infinity」。
じわじわと後ろから何かが迫ってくるような不気味さ・・・。ちょっぴりジャパニーズ・ホラー的?
5.SUSPIRIA 2(PROFONDO ROSSO )- GOBLIN
ご存じイタリアのホラーの代名詞ともいえる映画「サスペリア2」のテーマ曲。
そして、曲は同じくイタリアのプログレ・ホラーの重鎮(??)
ゴブリン。サスペリア2と日本での公開時にはなっていましたが、サスペリアとは実は関連性が無い映画。
イタリアでの公開はこちらが先。曲は、最近のゴブリンの演奏でセルフ・カバーですね。
出だしの子供の童謡は、映画を見た人なら分かりますが、それが恐怖シーンを想起させます。
6.Inferno (Main Title Theme) - Keith EMERSON
ご存じプログレ界のキーボードの貴公子。キースエマーソンが作曲です。
残念ながらこの映画は見てないですが、相当なホラーらしい。
インフェルノ (1980年の映画) - Wikipedia
7.Redrum - RanestRane
毎回実在の映画をコンセプトに作品を制作しているイタリアの新鋭グループ。
本作はキューブリック監督の傑作ホラー映画「シャイニング」をテーマにした作品。
もちろんサウンドも映画通りの狂気と戦慄に包まれていて、怖~・・・。
8.The Keep - Tangerine Dream
この映画昔レンタル・ビデオで見ました。それから、当時はまだタンジェリンドリームが音楽を担当しているとは
つゆ知らず。後になって、まさかのタンジェリンドリームが担当と知って二度びっくり。
この映画自体はB級ホラー映画。出だしはこのサウンドとともに何かを予感させる感じで良いのですが、
進行とともに脚本の薄っぺらさが露呈。B級確定です。
なんで、タンジェリンドリームが音楽担当したのか全く理解不能。
9.J'ai vu naguère en peinture les Harpies ravissant le repas de Phynée
- Shub-Niggurath
フランスのZEUHL系グループ、SHUB NIGGURATHの86年1stより
「J'ai vu naguere en peinture les Harpies ravissant le repas de Phynee」。
クトゥルフ神話の邪神に由来するバンド名通り、混沌と狂気に包まれたサウンドは形容できない恐ろしさ。
10.Summer In Town - Horizont
ロシア出身のプログレ・バンドの’85年発表の1st。
EL&PをあっさりさせたようなKeyを中心とした音作りは、超絶ではないが、
K.Emerson風で、絡みつくギター・フレーズは、超絶ではないが、S.Howe風
KING CRIMSONを意識したような複雑な構成の、やや難解な曲だが、鬱陶しさはなく、
ユーモラスなところもある。 美しいメロディを大事にした曲は、
全体的に余裕のある適度な緻密さで、雄大で落ち着きがあり、上品にも感じる独特な世界を構築している。
さて、ここまでが前半です。これから後半に移ります。
覚悟はよろしいですか?
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
11.Tubular Bells - Mike Oldfield
特に言う事が無いくらい有名な曲です。映画「エクソシスト」のテーマ曲として使われましたが、
オールドフィールド自身は、『エクソシスト』のおかげで『チューブラー・ベルズ』がアメリカで大ヒット
したことには感謝しているが、自分の曲を編集されたことに対しては不快に思っていたという。
「パート1」の冒頭が、1973年12月公開のアメリカ映画『エクソシスト』のテーマ曲として使用され、
ワーナーから“「エクソシスト」のテーマ チューブラー・ベルズ”としてシングル発売された。
ただし、版権の問題で、オールドフィールドが演奏しているオリジナルバージョンではなく、
別途、録音された別アレンジのものであり、オールドフィールドはその録音には一切の関わりを持っていない。
12.Susperia - GOBLIN
イタリア映画「サスペリア」のテーマ曲
「決して、一人では見ないでください!」という予告編のナレーションが
印象的でした。そのくらい怖い映画というホラー映画の黎明期の映画で、
エクソシストの大ヒットから受け継いだ代表作と言えるでしょう。
音楽はイタリア、プログレ・ホラーの先駆者。ゴブリン。
出だしのコーラスだけで、この映画を知る人は恐怖シーンを回帰してしまう。
トラウマになってしまっているようです。
13.SORCERER - Tangerine Dream
映画「恐怖の報酬」の音楽はタンジェリンドリームが音楽を担当しており、
キースジャレット、チャーリーパーカーなどのジャズ畑のアーティストも
普通のシーンでは参加しています。
詳しい情報はこちらで、恐怖の報酬 (1977年の映画) - Wikipedia
14.Initiatio (1969) - Jacula
GOBLINと並ぶイタリアの名オカルト・プログレ・グループJACULA。チャーチ・オルガンを大々的にフィーチャーした
ヘヴィな楽曲が有名ですが、69年の「幻の1st」にはこんな幻想的な楽曲も。切なく耽美な雰囲気はとても69年とは
思えぬ洗練度。
15.Jack the Ripper - UNIVERS ZERO
UNIVERS ZERO。79年2ndより「Jack the Ripper」をどうぞ。一時も気の休まらない狂気と混沌・・・
そんじょそこらのホラー映画の数倍の恐怖です・・・(泣)
16.Secound Chance - Andrew Latimer
ここにきてホラーとは全く無関係ですが、アルバム「Harbour of Tears」に収録される
予定だった曲のようで、未収録曲です。ラティマーの泣きのギターが切なく心に
響きます。今回はかなり精神的にプレッシャーかかる曲ばかりでしたので、
最後くらいは癒しになる曲で締めます。
※ 「カケレコ夏の納涼ホラープログレ大会・・・。」を一部参考にさせて頂きました。