10周年 プログレ漬けVol.14 夏の陣 | justinのプログレシッブロックでタイなブログ

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タイとプログレについて徒然なるままに

10周年プログレ漬けVol.14 夏の陣

 

開催日時   8月11日 日曜日
         17時~23時迄
       8月12日 月曜日
         17時~23時迄


皆さんの多大なるご協力を頂いたおかげで、
ニコッとタウンのプログレッシブ・ロック愛好会は今年で
10周年を迎えました。
そんなに時間が経ったようには思いませんでしたが、
あっという間に10年ですね。
ついては、お盆やすみの前に毎年やっていた
12時間プログレ漬けを期間限定で復活させたいと思います。
さて、まだ時間がありますので、リクエスト沢山頂けると
大変うれしいです。(^▽^)/
それから、このブログは開催日まで、毎日じゃないですが不定期に
アップデートしていきます。写真やら画像やら音やら
どんどん変わっていきますのでこうご期待を!
開催日の配信時間は予定ですので、こちらも今後変わる可能性が
あるかもしれません。

それでは、リクエストお待ちしています。

 

 

アップデート No.1   楽曲の要ベースライン(1)

 

 あ、さて。ちょっと個人的興味と趣味の部分で少し

話してみたいと思います。

曲においての花形と言えば、ヴォーカルであり、ギターであり、

キーボーディストだったりします。

勿論、ドラムもリズムの要。後ろにいても存在感があります。

では、ベースは?おや、みなさんプログレのベーシストといえば

ジョン・ウエットンやグレッグ・レイク、クリス・スクワイヤが

頭に浮かぶはずです。でも、彼らの演奏・曲の中の音を口ずさんで

見てください。言われて、はて?できる人が何人いるでしょうか。

そのくらいベースは地味な存在です。でも、良く聞くと

とんでもなく!超!超!すごいプレイをしてるんです。

さあ、耳をそばだてて、これでもかと言わんばかり

ベースの音を拾ってみてください。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

さて、聞こえましたかね。

まず、1曲目は言わずと知れたジェネシスの超名曲

Firth Of Fifth

これはヴォーカルもすごい!ギターもすごい!キーボードもすごい。

とくにそれぞれのソロの部分はほれぼれしてしまいます。

では、ベースをきいてみましょう。

ベースは勿論名手、マイケル・ラザフォード。

ヴォーカルの部分。メロディに沿ったベースラインはごくシンプルで

ドラムのリズムに合わせて、メロディックに流れていきます。

でも、実にリズミカルに歌いながら曲の骨子を背骨のように

つなぎ合わせて行きます。こういうのがシンプルだけど

素晴らしいベースラインだと思うのです。変に余計なテクニックなど

使わずに曲の良さを引き出すようにまとめていく。

そして、フルートのソロに入るところのベースのメロディは実に

上手い。見事なベースライン。そして、ピアノへと繋いでいく。

そして、盛り上がるキーボードソロでは、ドラムとともに

巧みに印象的なベースラインでバックを盛り上げる。

つづくギターソロでは、地味に落ち着いた良いベースラインを聞かせてくれる。

このようにキーボードとギターのソロではその静と動の使い分けができている。

ラザフォードのベースに脱帽!

 

2曲目はこれも知らぬ人はいない

YESのStarship Trooper

ベースは勿論、クリス・スクワイヤ。

これまた、初めからラザフォードとは真逆の展開。

いきなりベースが強烈はフレーズを叩きつける。

まさに、YESの場合はベース、ギター、ヴォーカル、キーボード、ドラムが

それぞれ同じレベルで1対1の関係で曲の中で音がぶつかり合って

それが調和されて行く。

クリスのベースは曲に太い大木のような音を作り出し

全てをまとめ上げるような勢いでバンドを常にリード

して行く。うーん。クリス!あんたが大将!

 

さて、ここまで来て何が言いたいのかと言うとですね。

ベースラインというのは聞こえているようで、

聞こえていない縁の下の力持ちのような存在でもあり、

曲の根幹をなすものでもあると言いたいのです。

(私の個人的意見ですが)

いまの2曲を聞いて頂き、ここからが本題です。

そのうえで、次の曲を聞いてみてください。

アニメ、ゆるキャン△ 1st op曲 Shiny Dayです。

えーつ!と思ったでしょう。プログレでは無いです。

ともかくベースを聞いてみて、それともう1曲

佐藤ミキ「ドラマチック」MUSIC VIDEO(TVアニメ「女神のカフェテラス」EDテーマ)

 

 

 

 

 

 

 

さあ、どうですか?まだ、よくわからん?

良く聞けや!

 

 

 

 

これでどうですか?

ベースラインが見事に曲を引っ張ってますね。というか歌ってます。

ドラマチックのベースラインに至っては、ジャズのベースライン。

歌に隠れて、こんなにきれいなベースラインが奏でられています。

プログレじゃなくても、アニメの曲とバカにできません。

良い曲を作り出すために様々な努力・思考がなされており、

そして、それが結実した結果。良い曲となるのです。

今回はベースについて取り上げてみました。

さて、次回は……。

まあ、こんなのも個人的な興味からのものなので、

最後までご清聴ありがとうございました。