息子は、結局、週明けの今日も学校を休みました。
「今日も行かない。」小さい声で言います。
「その代わり、家で勉強しとくから。」続けてそう言いました。
「その代わり?」
その代わりって言葉に引っかかった私は、
「その代わりって何?なんの代わり?」と聞きました。
「休む代わり。」
「学校で勉強したかったけど休むと授業受けれないから、その代わりに家で勉強するって意味?」
「・・・いや、違う。」
「じゃあ、休ませてくれたら、その代わりに家で勉強がんばるわ。
って、ママ喜ばせるために言ってるわけ?
それとも、ママが認めやすいように?
それとも、なんか遠慮してるの?
休ませてもらえるなら、せめて勉強くらいはさせてもらいます〜みたいな。」
「・・・」
息子、黙っちゃいました。
1学期は学校に行ってたけど、別室の時も多かったし、午前中だけのときもあった、休むこともあったけど、私は何も言いませんでした。
日々、できることをしていて、できないことをしていない息子。
もう、当たり前になってて、家族はみんなそんな息子の状態が普通になってました。
たまたま、今日は『行く』になっても、『行かない』になっても、今日はそう決めたんだな。
それだけでした。
なのに、今日、改めて話をしてみると、ちょっと遠慮してるのが伝わってきました。
多分、2学期になって連チャンで休んでる後ろめたさがあるんだと思います。
だから、息子に言いました。
「学校休む代わりに、家で勉強がんばるって?
勉強したいの?したいならすればいい。
でもそうじゃないやろ?
ママに気を使ってるんやろ?
そういうのはいらないよ!
マジで、ママのこと見くびらんといて!
そういう遠慮してるとかも全部お見通しだよ!
それに、そんな気遣いしんどいやろ?
家族やで!遠慮なんかいらない。
どうやったら認めてもらえるやろうとか、そんなこと考えなくていいよ。
そのままでOK、ありのままでOKって言ってるやろ?
取り繕ったりする必要はない。
学校行っても行かなくても、どっちでも、なにも変わらない。
なんでもそのままで全然大丈夫。
パパとママ、2日間ゆっくり旅行して、子どもたちの話もしててん。
『2人ともいい子に育ったから、何も心配いらないな。こうやって夫婦でゆっくり旅行できて、大切な子どもたちはまっすぐ育って、ホンマにすごい幸せやなあ。』って昨日話してたんだよ。
もう何も取り繕わなくていい。そのままでOKだよ!」
息子、笑顔になってました
しかーーーし!
やっぱり遠慮してるんだなあ。
息子は息子、そのままでいいのにな。
これって、息子には息子の理想があって、もっとイケてる自分像があって、それと今の現実とのギャップがしんどいんだろな。
でもこればっかりは私にはどうしようもない。
母は、葛藤しながら成長してる息子を、ただ見守るのみです
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