古村勇人トーク&ライブ 〜風の盆恋歌が聞こえる〜 ② | 古村勇人オフィシャルブログ Powered by Ameba

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おはようございます。古村勇人です。
いよいよデビュー10周年記念『古村勇人トーク&ライブ 〜風の盆恋歌が聞こえる〜』がスタート!

 

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『見上げてごらん夜の星を』を歌いながら登場し、まずは10年間における感謝のご挨拶をしました。
 

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そこにスペシャルゲストの木内晶子ちゃんが花束を持って登場。お昼の氷見あいやまガーデンで摘んできたのだと笑わせてくれます。彼女の代表作『砂時計』の主題歌だった柴咲コウ『ひと恋めぐり』がBGMとして流れていました。


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そして、ドキドキの緊張の中、ぶっつけ本番となった朗読劇『風の盆恋歌』が始まりました。ここからは名場面の写真でお楽しみ下さい。

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都築克亮は、大手新聞社の外報部長で妻は弁護士。旧制高校時代に思いを寄せたえり子には、心臓外科医の夫と大学生の娘がいる。都築がえり子から遠ざかったのは、仲間と訪れた「風の盆」の夜の出来事が原因だった。

 

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それから二十数年、都築の勤務先のパリで再会した二人は、互いに忘れられない相手であることを確認する。


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「もう一度でいいから、あなたと風の盆に行ってみたい。」
毎年、三日間だけ八尾の諏訪町の一軒家でえり子を待つ都築。えり子が京都から来たのは、四年目の「風の盆」だった。

 

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列車が駅にとまる度に下りて戻ろうかと思ったえり子は、「足下で揺れる吊橋を必死で渡ってきたのよ」と都築に話す。二人は三日三晩、美しいおわらに酔いしれる。


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富山華の会による幻想的な踊りが繰り広げられた後、主人公の二人が結ばれるシーンでは、石川さゆりさんのヒット曲『風の盆恋歌』を歌いました。


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「俺と死ねるか?」と聞く都築に、「こんな命でよろしかったら」と答えるえり子。

 

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そして、二人は翌年も「風の盆」で会うが、えり子は不倫を娘に知られてしまう。

 

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三度目の逢瀬になるはずだった「風の盆」初日の夜、原因不明の難病に侵された都築は八尾の家で息絶えた。駆け付けたえり子は「夢うつつ」と染め抜いた喪服姿で都築に寄り添い、睡眠薬で後追い心中する。おわらを愛した二人のために、命を燃やすおわらが歌い踊られるのだった。

 

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女優・木内晶子の芝居は素晴らしかった。こちらはついていくのが精一杯。でも、上京して18年。デビューして10年。役者を続けてきてよかった。演じながらそう思えた幸せな時間でした。


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相手役をお願いするなら彼女しかいない。確信にも似たそのひらめきは大正解でした。晶ちゃんがいなければ、今回の企画は実現できませんでした。彼女には感謝の思いでいっぱいです。それだけに一回きりで終わるのはもったいない。終演後の楽屋ではいつかまた再演したい、できればいいねと繰り返しました。


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ちなみに、今回、彼女はうどん県の仕事を終えて、和三盆や観音寺饅頭など香川のおみやげをたくさん持ってやって来てくれました。ちょっと天然気味ですが(笑)、細やかな気配りのできるいい女優です。晶ちゃん、本当にありがとう!!次回は後半のオンステージをお届けします。

 

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