今回は、寿命から見た時の流れについてです。
![Life is good!-尺1](https://stat.ameba.jp/user_images/20121018/21/hayasyu-t-max/b1/53/j/o0480072312243295116.jpg?caw=800)
父ちゃん、ぬいぐるみちょーだい!
Shi-Ba11月号の特集にも出てきましたが、「ゾウの時間、ネズミの時間」と言う本を私も昔読んでいます。
その本を書いた生物学者、本川達雄先生によると、陸上で生活するほ乳類の多くは、種類、大きさや寿命の長さに囚われることなく、一生涯の呼吸回数、心臓の鼓動回数が同じであると言います。
![Life is good!-尺2](https://stat.ameba.jp/user_images/20121018/21/hayasyu-t-max/a2/9f/j/o0480072312243295117.jpg?caw=800)
えーい、急所攻撃だ!
つまり、寿命が3年くらいのネズミと70年のゾウも一生涯における心臓の鼓動回数が同じ(呼吸も)だと言うのです。
ネズミの鼓動は0.3秒に1回、ゾウは3秒に1回だそうです。
人間から見た物理的時間の単位で言うと、ゾウは、ネズミより20倍以上長く生きる訳ですが、ネズミの方が速く動き回り、食事の回数も多く、繁殖力を持つまでの成長も早いことから、一生をひとつの単位にすると、「どちらも いい一生 ではないのか?」と言っています。
つまり、動物には独自の時間が存在すると言うのです。
![Life is good!-尺3](https://stat.ameba.jp/user_images/20121018/21/hayasyu-t-max/81/4d/j/o0480072312243295118.jpg?caw=800)
父ちゃん この箱、空ですよ!
さて、犬の概ねの寿命は13年と言われております。
虎太郎は、もうすぐ10歳なので、寿命から見て、私たちと過ごせる時間は、あと3年くらいと言う事になります。
時々、漠然と「虎太郎は、ウチに来て、幸せに感じているだろうか?」と思ったりもします。
でも、今日まで過ごした約10年、虎太郎は何事も一所懸命で、待ったなしの全力でぶつかって来るので、父ちゃんは救われております。
(全力ゆえに母ちゃんは時々ケンカしてます)
![Life is good!-尺4](https://stat.ameba.jp/user_images/20121018/21/hayasyu-t-max/d1/f0/j/o0480072312243295119.jpg?caw=800)
人生は旅なり…
虎太郎独自の時間から見れば、生あるものとしての一生の単位は同じかも知れません。
ですが、一緒に過ごす時間に限りがある事には、違いがありません。
せめて楽しく過ごせれば良いなぁといつも思っています。