先日は、年1回開催してくださいます、「厚木自宅寄席」。
二つ目になりたての頃、仕事が全くなかった時、「家でやったらどう?」と、近所の方を集めてくださって開催に至りました。
コロナを経て、今では「自宅寄席」なんて、珍しいと思います。
が、今も年1回、開催してくださっています。
私にとって、原点の1つです。
開催から、ぼちぼち、20年!!
世話人の方々と、20年のお付き合いになります。
もう、世話人の皆さんも80歳を超えられた方が多くなりました。
チラシ、受付、出囃子、お客様の誘導、会場設営、高座設営、挨拶、チケット作成、下足、送迎、配布などなど。
本当に私が二つ目として噺家スタート時から、ずっと、見てきてくれた、そして、支えてきてくださった、大切な皆さん。
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ご自宅にて、今回も50人を超える、超満員御礼となりました。
ひとえに、スタッフの皆さん、お客様のおかげであります。
自身がどんな立場になりましても、絶対に伺いたい、感謝の気持ちと、そして、私の「初心貫徹」な場でございます。
来年も宜しくお願いします〜。
ありがとうございました!!
【たけ平今日の一曲】
〜「ラバウル小唄」〜
先日、フジテレビ「恐怖劇場アンバランス」を観ました。
昭和48年に放送されていた、ホラー、サスペンスを中心とした1時間ドラマです。
円谷プロ制作ということもあり、タイトルが「ウルトラQ」を彷彿させる、不気味さで、なんとも、夜中、一人で観るのは怖いです。
私は臆病なため、ホラーは一切観ません、本当に苦手です(笑)。
だから、この番組も基本、苦手なのですが、先日、松本清張さんの「地方紙を買う女」の放送回を観る機会があったので、これは観ました。
この番組の好きな部分、それは、まだまだ「昭和の日本」が映像として、観ることが出来るところです。
これは、私の勘違いかもしれませんが、「恐怖劇場アンバランス」って番組は、実は昭和48年放送よりも数年も前に撮り終えていて、放送予定でしたが、内容が内容ということで、一度、御蔵入りとなり、昭和48年、ようやく、深夜の時間帯で日の目を浴びた、と、聞いたことがあります。
それを知った上で、ドラマを観るとこれまた、面白いのです。
あっ、ちなみに、この番組は、各回単発ドラマ。
最初、ご案内役に青島幸男さんが登場し、その後、ドラマスタートとなります。
アンバランス版「地方紙を買う女」は、井川比佐志さんや、山本圭さんの若き日の演技を拝む事ができます。
夏圭子さんが主演ということもあるのでしょうか、個人的には、俳優座の中村美代子さんが、アパートの管理人役で出演しているのが嬉しいです。
バーのシーンがあります。
そのバーでサラリーマンが集まって、今日の一曲を高らかに歌っているのです!
昭和40年代、空前の軍歌ブームが到来していました。
ドラマから時代が見えるところが、実に興味深いです。
当時、懐メロブームだったこともあると思いますが、何よりも、現役サラリーマンにとって、若き青春が、哀しき戦時下だったということもあると思います。
昭和40年代、40代だったサラリーマンの皆さんです。
仲間、同僚が集まれば、宴席で手を叩きながら、軍歌を皆で合唱する光景が、そこかしこで見られたそうです。
様々な軍歌が宴席で歌われた中で、今日の一曲は特に、宴席で皆が大合唱になった歌の1つ。
今日の一曲は、昭和15年「南洋航路」(歌唱・新田八郎)が元になっています。
そして、太平洋戦争末期、昭和19年頃を最盛期として、歌われました。
戦後も多く歌われたこともあり、昭和40年代の軍歌ブームの時に、大合唱になった、いわゆるメジャー曲。
思えば、我が父親の部屋に、私が子供の頃、軍歌のテープがあったのを覚えています。
父親は戦争経験者ではありませんが、昭和40年代といえば、父親が新入社員の時代。
上司の方は、もちろん、皆、戦争経験者だった時代です。
接待の時に、若き我が父親は、軍歌を覚えて、酒宴で歌ったりしていたのでしょうか?
テープと共に、歌詞カードに色々メモ書きも見えました。
軍歌は、案外、昭和30年代生まれの方までも、なんとなく知っている楽曲というのは、こういう経緯が歴史の中にあったからだと思います。






