今日は仙台市内2か所で、結いの党として最後となる街頭演説を行いました。
明日、21日(日)の結党大会を経て、結いの党は日本維新の会と合流し、「維新の党」としてスタートします。
これまで、結いの党を応援、あるいはお気にかけて頂いていた皆様には、心より感謝を申し上げます。
合流への道は簡単ではありませんでしたが、江田代表はじめ、同僚全議員が自身の担当箇所で維新の会の皆さんと何度も議論を重ねながら、ここまで辿り着きました。
ときに激論を伴いつつも事を進めて来た同僚各議員の尽力に、尊敬の念を新たにしています。
実は、東北地方で育った私自身の歴史観からいうと、「維新」という名の下で闘うことには少なからず抵抗感があることは否めません。
詳しいことは別機会にお話しできればと思いますが、つまりは、明治維新の象徴である戊辰戦争において奥羽越列藩同盟が敗北したことにより、その後長きにわたって東北地方は「賊軍」の子孫として扱われてきた歴史があるからです。
しかしその名を受け入れてなお、この合流から始まる改革を進めなければならないと腹を決めました。
私たちが究極的に見据えるのは、今現在与党におられる方々をも巻き込んだ『政界再編』であり、この合流はその起点となるべき重要なファーストステップです。
中央集権・官僚統制・既得権益を打破する。二つの党がともに根ざすこの原点を軸に、真の改革勢力をさらに結集する。
その大きな目的のためなら、敢えて維新という名を冠して東北で闘うくらいのことはやってのけねばなりません。
ポジティブに考えれば、私たちが皆さんのご期待に沿える活動をしていくことで、維新の二文字に対するイメージも、あるいは変えられるチャンスかもしれませんしね。
この合流が、政界再編の口火を切ったことになる。
そう考えると、私たちが担い果たすべき役割は今まで以上に重く厳しいものになるでしょう。
むしろ私たち自らそうすべく動き続けてこそ、頂(いただき)が見えてくるはずです。
一回生議員が多い維新の党ですが、皆その重責を全うするだけの能力と気概を持ち合わせていると自負しています。
必ず、やり遂げます!
改めまして、ここまで「結いの党」をお支え頂いた皆様に、心から感謝を申し上げます。
「維新の党」として再び荒野を歩み始める私たちに、引き続き変わらぬご指導・ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。