民主・自民・公明の3党が修正合意した消費税増税関連法案について、
18日中の党内了承を取るつもりだった民主党ですが、結局反対派と物別れ。
結論は先送りになりました。
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2012061801002449/1.htm
予想はしていましたが、やはり考えれば考えるほど、一般的な感覚では理解できないことばかりです。
・そもそも、政党とは思想が一致している人たちの集まり。
本当は野球をやりたいのにサッカー部に所属している、なんて人がいますか??
賛成でも反対でも、これだけ時間をかけておいてひとつにまとまらないなら、同じ政党にいる意味がない。
・増税 or NOT というとても重い判断に関して意見が割れているのに、党の分裂は避けたいなどと言っている。
要は、分裂すれば次の選挙に勝てなくなるから。
自分の信念を通すより、選挙に勝つ=政治家でいることに重きを置いていることの表れ。
そこだけを考えれば、「新党きづな」は筋が通っている。
・おかげで他の法案の審議も先送り。決めるべきことが決まらなくなる。
そんなことやっているうちに、例えば東北復興への対応はどんどん後手に回る。
時間は無限だとでも考えているのでしょうか。
・基本的に、与党内で意見がまとまらないものを 法案として出すこと自体が間違っている。
もう、増税なら増税でさっさと決めて、党としてのポジションを持ってくれ、と言いたい。
もちろん僕としては今のタイミングでの増税は愚策以外の何物でもないと思いますが、
上のようなことやってると、日本は完全に外国から笑いものにされます。
・・・もう疲れるほど笑われているかもしれませんが。。。
もう少し上手に、国民の空気を読んでほしいものです。