ここ最近、政策的なことについては自分のアタマの中であれこれ考える状況でした。
しかし、やはり政策というのはいろいろな人との議論が欠かせないですね。
今日はとある会社のトップの方にお会いし、
「地域主権」「食料問題」「持続可能な社会」というテーマについて意見をいただきました。
まるで採用面接のようでした。
政策について、答えること答えることに、さらにさらにツッコミを入れられたことは初めてです。
正直、目指すべき大きな絵は描けていますが、
その細かい方法論までは構築不足だったことが露呈した感じです。
僕の政策の根っこにあるのは、まさしく「地域主権」ですね。
地域主権がなぜ良いか。おおざっぱにいえば、
・地元の人々が本当に必要だと思う政策に細かく対応できる
・地域づくりの意思決定、政策実現のスピードが格段に早くなる
・地域の人々の意見が地域づくりに大きく反映される → より真剣に、自分たちの町がどうあるべきかを考えることにつながる
といったところになると考えますが、「いいことばかりではない」こともしっかり訴えなさい、と諭されました。
では、その地域主権のデメリットというか、人々に敬遠されそうな点は何か。
まさしく、「自分たちが地域づくりの責任を負う」ということです。
住民の意向が反映されやすくなるということは、
その結果が町にとって良くても悪くても、その責任は住民も負わなければならないということ。
言いたいことだけ言って、失敗したら誰かのせいにすることはできないのです。
実際に責任をとるのは、その地域を代表する政治家ということになるでしょう。
しかし、その政治家が地域の意見をつぶさに聞いて回るということは、
聞かれる住民側もそれなりの時間を割くことになるし、普段から町づくりについて深く考える必要があります。
みんなが、自分の町づくりについてより真剣に考えることになる。。
これは、地域主権をやれば勝手にそうなるわけではなくて、
むしろそれを大前提にあって、地域主権が成り立つということです。
はたして、それが今後の日本で受け入れられることなのか。
もちろん僕はそう信じていますが、日々の街頭演説などで、そういうところももっと訴えていかなければならないと思いました。