詩集 「生きるよろこび」 小説と人生 小説とは新しい話で ボッカッチョの 『デカメロン』(1353年)の 短い話を指した 今日の小説は 18世紀にイギリスで成立し 荒唐無稽な 想像力の産物である ロマンスと対比させて 人間や社会を 写実的に描いた 散文とされる 小説が 人生に 似ているというよりも 人生のほうが もっとよく 小説に似ている