PDA vs 電子辞書etc | Polyhedron

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速水が思った事を書いていきます。twitterを始めたのでこちらはほぼ廃墟かも。


PDAとは、Personal Digital Assistanceの略。簡単かつ誤解を恐れずにいえば、手のひらサイズのパソコン。
電子辞書は、同様の言い方をすれば、手のひらサイズの辞書。

今の大学生には、モバイル辞書は(たぶん)必須。というか自分には間違いなく必須。
春の事件で、去年買った電子辞書をなくしてしまったので、かわりに辞書機能の入ったPDAを買おうと思っていたわけだ。
システムエンジニアの兄の教えも仰ぎつつ、PDAをいろいろ調べてみた。
ところが、どうも購入に二の足を踏んでしまう。

そもそも、僕がPDAを買おうと思ったきっかけは、
「電子辞書の新しいものが必要」+「ペンで書き込める手帳が必要」→「でもあまり多くモバイルツールを持つのは嫌」=「PDAにしよう」
っていうことだったので。
なんか、PDA市場が下火になっている代わりに、電子辞書の市場が広がってきているとか聞いた。今日も近くのコジマとケーズデンキ行ったところ、電子辞書があるのにPDAは無かった。
最近の電子辞書は、どんどん高性能化してきてるらしい。なんかUSBポートとかSDカードスロットとかついてるし。txtファイルも読み込めるとか。
前持ってた電子辞書は、PC互換が全く無かったし、コンテンツ追加も専用のカードが必要だったから、今もそれくらいだろうと思ってて、電子辞書を買う予定は無かったんだけど、こうまで進化してると電子辞書の方にも食指が…。

問題の焦点は、「PDA」vs「電子辞書+普通の手帳」ってことに。
前者が後者に比べてよい点:大きさが相対的に小さい。ある程度多機能。カメラとか、音楽再生機能といった、将来的に必要になるかもしれない機能。今まで触れた事のないOSなので、その楽しみもある。メモ帳については、いくら書いてもかさばらないし、呼び出しが楽。
後者が前者に比べてよい点:バッテリーが相対的に長持ち。値段も相対的に安い。起動時間を含めるとこちらの方が高速(PDAをずっと点けてれば同じだろうが)。メモ帳については、なんたって普通の紙なので、自由度がめちゃ高い。市場が現在活発。

こういう場合、「メリットがより大きい方を選び、それが持つデメリットを何か別の物で『代償』する」というのがセオリーのはず。メリットの大きさは個人の主観による。
電子辞書について良く知る前は、前述したように、PC互換性の違いから、前者に軍配が上がっていた訳だが、今となっては迷ってしまう。

というわけで、どちらを買うかは僕の問題なのでまあいいとして、このように、現実の問題に対処しようとすると、ある程度まで理性的につきつめることはできても、どうしても最後に主観的な判断が必要らしい。人間の理性(ひいては科学)が完璧になりえないことを示唆しているのではないか。