最近、手にした1冊の本を紹介します。
この夏、社会現象になったアイスバケツチャレンジ。そう、氷水を頭からかぶるチャレンジです。この氷水をかぶることが社会現象になったおかげで、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の事をもっと知りたい!と思いました。きっとそう思った方は多いのではないでしょうか?

偶然に手にとった本。

この本の著者、藤田正裕さんは、ALS患者です。

私の高校の後輩にあたります。そして、本を読んでいて驚いたのですが、ハワイにも住んでいました!そして、そして、マッキャンエリクソンの社員さんです。(マッキャンさんには、昔、コカコーラのコマーシャルでお世話になりました)

読んでいるうちに、どんどんヒロさんのワールドに引き込まれていく自分がいました。
こんなに笑って、泣いて、感じたのはいつくらいぶりだろう?

ヒロさんは、バイリンガルなので、本も英語と日本語で書かれています。これが、また実に素晴らしく絶妙な感じで2つの言語で書かれているのです。英語を和訳したのではなく、日本語を英訳したのではなく。
そして何よりも、難病と毎日、毎秒闘っているヒロさんに、こんなにもユーモアセンスがあって、こんなにも「普通」でいられることに、言葉が見つからないくらい、敬意を表します。
言霊、ヒロさんの言葉に宿っている不思議な力を感じます。

ALSの治療法を早く、速く、見つけて!!
私は心の中で、毎日そう叫んでいます。
{07D58844-128F-4769-81F2-38AEC90C5DAF:01}

99%ありがとう
藤田正裕
ポプラ社