玉川徹氏「何の儀式?」問題閣僚を1度はかばう岸田首相を批判 盛山文科相は身内の岸田派出身
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元テレビ朝日社員の玉川徹氏は7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、盛山正仁文科相が2021年衆院選で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から推薦状を受け取るなどの支援を受けていた問題について言及した。
この日の朝日新聞は、盛山氏が教団の関連団体との間で「政策協定」にあたる推薦確認書に署名していたと報道。盛山氏の事務所側が、支援団体側からの推薦確認書について「(内容を)よく見ないでサインした」という趣旨の回答をしたとも報じた。
玉川氏は「事務所の言い訳は、推薦確認書の内容をよく確認しないで署名したから、いい、と発想でしょ。我々の世界では、連帯保証人になる時に内容を確認しないで署名しても責任は生じる」と、一般社会の「常識」に触れ「(事務所側は)いったい、どこの社会の話をしているでしょう」と皮肉まじりに批判し「これひとつをとっても(盛山氏に)大臣の資格なんかないと思う」と、盛山氏の大臣としての資格に疑問を投げかけた。
その上で、盛山氏を文科相に任命した岸田文雄首相の責任にも言及。「そういう人をまだ守っている岸田総理も大問題だと思う。どうせ追い込まれるのに、なぜ1回かばうんですかね。1回かばうのが儀式みたいになっている。何の儀式なんですかね」と皮肉まじりに指摘。過去に、問題を抱えた閣僚の「即時更迭」に踏み切らず、1度はかばった上で更迭する後手後手の対応を続けてきた岸田首相の判断にも疑問を呈した。
ちなみに、盛山氏は解散が決まった岸田派の所属。昨年まで岸田派会長を務め続けてきた岸田首相にとって、盛山氏は「身内」的な存在だ。
一昨年の10月に発覚した「統一教会問題」だが、当時、3人の大臣が更迭されたが、この時にも、一度かばっている。その末に、結局更迭するのであれば、始めからやれ!
今でも、「統一教会」と離れる事が出来ない「証拠」であるだろう。「統一教会」問題にかかわる閣僚の更迭は、7~8名になり、「裏金問題」で更迭になる閣僚が、10人を超える。
このような、完全に「汚れた」政府は、退陣するべきである。国民の事を考えず、「税金」を上げる事ばかり考えている自民党政権は、「悪魔」である。