共同親権に反対している人達について | 離婚し、面会交流を拒否する元妻と裁判で戦う熊本の実話ブログ

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いよいよ明日、11月22日、共同親権訴訟が開始されます。

原告団の記者会見などもあるようですね。

 

現在、日本は、国際的な子の連れ去り(主に母親)によって、欧米各国から拉致国家と言われており、まるで、北朝鮮のように非難が殺到しています。この民主主義の時代で、なぜ日本がそんなことになっているのか、その一番の原因は、日本が先進国で唯一の単独親権制という古い親権制度をとっており、日本の裁判所が、先に子を連れ去った親に親権を与えるという異常判決を下すからです。

 

日本における国際的な子の連れ去りは実子誘拐とされる犯罪です。子どもの権利条約ハーグ条約から見ても、子どもから片方の親を正当な理由なく一方的に奪う日本の裁判所は異常と言わざるを得ないものであり、EU各国からは抗議が相次ぎ、ついには欧州決議案まで出されたということです。

 

ここまで来ると、日本も世界標準の共同親権にせざるを得ないでしょう。

 

 

 

さて、ツイッターでは、共同親権の是非について連日論争となっていますが、離婚後の共同親権に反対している人は、元夫からDVやモラハラを受けたと主張する女性が多いです。これらの人達の主張は、ほとんどが、『共同親権になるとDV元夫から再びDVなどを受ける』といったものですが、問題なのは、その内容が、離婚した全ての別居親をDV父とレッテル貼りして、自分達が受けたDVを全ての離婚家庭に当てはめ、それ以外のケースを一切認めずに、全ての離婚家庭において、子と同居するDV被害者の母と、別居するDV加害者父とに切り分け善悪関係、敵対関係にすることです

 

2019年、日本の離婚原因1位は、性格の不一致であり、暴力は4位で約12%という裁判所統計が出されています。よって、共同親権に反対する人達の上記主張は完全に間違っており、なぜ、全ての離婚を暴力沙汰と決め付けるのか全く理解できません。また、母親が家から追い出されたり、母親がDVを受けてなおかつ子を連れ去られたり、別居親が母親となるケースも増えており、そもそも、現在では父子家庭も珍しいものではありません。

 

この世に完全完璧な法律はありませんし、どんな法律やルールを決めても、DVや虐待、イジメ、差別などを100%完全に無くすこともできません。

 

なぜなら、人間は、恐怖、欲望、嫉妬などの感情ある生物だからです。

 

 

 

反対する人達は、自分達の経験や感情による反対意見ばかりであって、現在の単独親権システムが、別居親に会いたい子の人権を侵害してること、子に会いたい別居親の人権を侵害してること、これらの大多数の人権侵害を完全に無視してしまっている。

 

反対する人達の主張からすれば、例えば、新潟で20歳女性が殺された事件ならオンラインゲームは禁止、高知で22歳女性が殺された事件などは、もう婚姻自体が禁止となり、東京で20代女性が部屋に侵入された事件なら外出禁止、静岡の30代男性教師のわいせつ事件なら子どもが学校に行くことも禁止することになる。

 

 

 

反対主張の中で、一理あると思ったのは、はすみとしこ氏が言う、『共同親権は離婚促進作用がある』というもの。

 

たしかに日本が欧米のように共同親権であれば、離婚後も共同で養育する義務があるため、離婚に対する不安は下がり、ある意味で安心して離婚できるかもしれない。とくに、経済面を考えた場合に安心感は増えるだろうと思う。

 

 

 

なんにせよ、はすみとしこ氏以外の、ほとんどの反対意見は、少数派の個人的経験や感情的意見を全て正しいとする主張ばかりであり、一方的でかなり歪んで偏っている。まるで、最近の韓国政府のようだ・・・。