コミュニティビジネス  この科目のテキストは、市販本である『儲けはあとからついてくる 片岡勝のコミュニティビジネス入門』(日本経済新聞社)を活用しています。コミュニティビジネス(市民事業)とは、従来の行政や大企業が補いきれないサービス、つまり住民自ら地域の問題を解決するために、主体的に取り組んでいる事業のことをいう。その市民事業の実例をテキストに求め、実例から、コミュニティビジネスのポイントについて、説明されています。ポイントの一つ1つは章立てに表れていますが、なかでも、コミュニティビジネスにかける夢と志、人に仕えるのではなく、事に仕えるといったところが肝になるかと思います。リポートはマークシート式のものが1通ですが、この科目のテキストが従来のテキストの体裁(例、索引がある、章ごとにポイントの確認がなされている等)を為していないので、しっかり、読み込まないとテキスト参照でも、及第点はともかく、高得点は難しいでしょう。科目修得試験は論述式で2問、1問はテキストの理解を問うもの、もう1問はテキストの理解に加え、自分の意見をも述べるスタイルで出題されています。テキストのどこに何が書かれていたかを確認するためにも付箋などを活用していくとよいかと思います。興味のある方は著者である片岡勝さんのホームページ も参照ください。


◎参考文献

 竹内  宏著『とげぬき地蔵商店街の経済学 「シニア攻略」12の法則』(日経ビジネス人文庫)

 高室成幸著『よくわかる地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)

 足立紀尚著『定年後のただならぬオジサン』(中公新書ラクレ)

 横石知二著『生涯現役社会のつくり方』(ソフトバンク新書)

環境論入門  2004年度まで、コース設定されていた「環境マネジメントコース」の土台となる科目。その中身は、経営資源の一つとして、活用されてきた地球環境についての理解を深めるというもので、環境問題の考え方に始まり、各種エネルギー政策、汚染、環境保全について、学んでいく流れになっています。産能大学(通信教育課程)の科目の中では、経済学と並んで、巨視的視点で語られる稀有な科目の一つです。リポートはマークシート式のものが1通のみで、これについては、テキスト参照のうえで臨めば、合格点は容易に取れるでしょう。「我らが南海ホークス」は、リポートはともかく、テキスト学習のみでは、科目修得試験は突破できないと思い、「iNet授業」を活用しましたが、あまり、理解が進まず、成績は可どまりでした。(誤解のないよう付記しておきますが、講義の内容がお粗末なのではなく、あくまでも私のほうが最後まで、今ひとつ、興味を示すことができなかっただけです。)

 成績は振るわなかったものの、この科目から学ぶことは少なくなく、印象に残ったものとして、①枯渇が懸念される石油も再生可能な鉱物資源であるということ、ただ、再生の速度に対して、採掘の速度があまりにも速いために枯渇が心配される状況にあるということ②緑の革命が先進国と途上国との貧富の差を拡大させたということ等があります。

 今日から10月、年度の後半(下半期)が始まるというのに、修得単位は2単位(1科目)とのんびりペース。卒業が決まっているからよいものの、安くはない授業料を払っているのだから、もう少し、元を取るべく、奮起しなければ。昨日、産能大学から、「学修結果のお知らせ」が届いていた。心当たりは2つ、一つは9月半ばのスクーリングの結果報告、もう一つは、7月1日から9月20日まで受講していた「マーケティングの考え方(iNet授業)」の結果報告、わくわくどきどきしながら、ハガキをめくってみると、「マーケティングの考え方(iNet授業)」の結果報告だった。結果は(良)で2単位修得で、一安心。ただ、今回のこの科目は、正直なところ、合格できるかどうか、不安視していた。というのも、iNet授業の単位修得条件のひとつに、「講義ビデオ全部に目をとおすこと」という項目があるが、9月初旬から、3週間ほど、自宅のPCが修理に出されており、インターネット喫茶での視聴を行っていたものの、3分の1ほどしか、視聴できていなかったためである。

 でも、今回のように講義ビデオを全部視聴していなくても、合格してしまうということは、先の条件は有名無実の規定なんだろうか?

労働と法  この科目は、科目名から察するに、労働法規を1条ずつ、説明していくのだろうと想像された方が多いと思います。確かに、基本的には、そうしたつくりになっていますが、法学部の専門科目ではないので、その法律のできた背景など、深く掘り込んだ説明はされていません。法律の解釈と判例(実際の事件に対し、どういった理由で、その法律が用いられたかを示すもの)のセットで説明が進んでいきます。市販のイラストつきのガイドブック「よくわかる○○法」などは実務の参考にはなりますが、産能のテキストの場合、判例もついているので、つっこんだ質問が投げかけられたときに、「よその会社の話なんだけど、過去にこんな事があったんだよ」と受け答えすることもできるので、パート・アルバイトさんを雇用する小売業、サービス業等の店長さんに特にお勧めです。リポートはマークシート式、記述式1通ずつの2通でとなっています。記述式のリポートで、法律相談の設問がありますが、ドラマで見かける裁判官の話の進め方をするとよいでしょう。①設問にたいし、是か非か②その根拠となる法律は、判例はどうか③個人的な意見の順ですね。科目修得試験でも、法律相談が出題されるので、話の進め方に慣れておくとよいと思います。

介護における人間理解  この科目も前掲の「社会福祉を考える」と同様に、市販本である『介護における人間理解』(中央法規出版)をテキストに活用しています。科目名だけみると、社会福祉の専門科目の一つに見えてしまいますが、テキストの中身は、介護事例から学びうることは何かという一点に集約されており、容易に読み進めることができるかと思います。事例で挙げられる要介護者(←介護を必要とする者の意)は、障害者と高齢者で、障害者の介護に立ち会えることは多くなくとも、高齢者の介護は、ほとんど、誰もが立ち会うことになるので、専門職(ヘルパー、介護福祉士等)用の科目ととらえることなく、目を通されることをお勧めします。リポートはマークシート式のものが2通となっており、科目修得試験においても、試験傾向が変わっていなければ、合格点は容易に取ることができるでしょう。


◎参考文献

 中島健二著『家族のための<認知症>入門』(PHP新書)