産能大学もまた、経営学の教育機関のひとつとして、経営戦略、マーケティング、財務会計、人材マネジメント、ITマネジメントの各部門の教育には特に注力しており、これらの科目は、産能大学院MBAプログラムへ発展するように、4段階に分けて、教育がなされていくようになっている。今回、紹介する「マーケティングの考え方」は、マーケティングの教育段階では、基礎にあたり、学部では、その発展科目として、「マーケティング戦略」という科目が設定されている。
その中身であるが、マーケティングという言葉の意味するところから始まり、ターゲットの選定、マーケティング・ミックス(商品・価格・流通チャネル・コミュニケーションの各戦略)について、説明がなされ、さらには、マーケティングの新しい傾向や実務に生かすマーケティングにもふれられている。このテキストのいいところとして、各項目の説明が基本的には見開き2ページで、わかるように、記載されていることが挙げられる。例を示しながらも、要点のみを説明していくコンパクトにまとまった、産能オリジナルテキストにしては、よくできた完成度の高いテキストだと思います。
リポートはマークシート式のものが1通です。テキスト参照のうえで臨めば、合格点は容易です。科目修得試験では、テキスト等の資料持込不可になります。ちなみに、「我らが南海ホークス」は「iNet授業」を活用して、学習を進めて、単位を修得したので、科目修得試験そのものは受験していません。
マーケティングの学習は、最終消費者(一般にお客様といわれている人たちのこと)を相手に商売をしている人たちにとっては、切実な問題であると同時に、理解のしやすい、そして、楽しい作業ではないかと個人的には思っています。
◎参考文献
水口健次著『”売る力”を2倍にする「戦略ガイド」』(日経ビジネス人文庫)