7月4日（木）西武14回戦（福岡D）、0-4で負け。対戦成績11勝3敗。付け入る隙のない武内に先制を許した大関、結果は火を見るよりも明らか。これで終わっていれば好ゲームで済んだものを、長谷川が最後にぶち壊した。気分が悪い。
無四球は当然として、3ボールになったのがいくつあったか。重い速球が打者のグリップ付近にビシバシ決まり、左といわず右といわず、ほぼすべての打者が打ち返せずドン詰まりのゴロかフライになった。
球速表示は150キロを超えないが、ズドンと音がするくらいボールに重量感がある。コントロールは正確無比。打てるボールがなかった。炭谷の好リードによるところも大きいが、打者の心理を読むのもまた上手い。8回2死2塁、打ち気にはやる周東に外角低めに立て続けに2ストライク、最後は高めに緩く曲がるスライダーを投げて空振りを奪った。打ちたい病の周東は子ども扱いだった。
大関は、またも下位打者に打たれ歩かせして先制点を取られた。今季は負けていないが、勝ち星が伸びない要因はこういうところにある。3回はボールが高く、打たれるべくして打たれた。海野のリードも外中心で、踏み込んで切る打者に狙われた。
今季中に武内を攻略することは難しい。先制を許さず、スコアレスの投手戦に持ち込んで降板に追い込む以外、勝つチャンスはないのではないか。
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