4月11日(木)日ハム2回戦(北九州)、6-3で勝ち。対戦成績1勝1敗。1、2番の活躍で山川が3打点、大関は制球悪く、甲斐の偏向リードも手伝って良いところなし。オスナがひやりとさせたが、他の中継ぎ4人が好投した。
柳田が持病の「初球病」に罹っている。性格なのか不振の4番を意識してなのか、やたらと初球に手を出す。主軸なのだから、追い込まれるまでは狙い球を絞ってじっくり待てばいいものを、追い詰められたようにスイングを入れる。
7回1死2、3塁。初球こそ打たなかったが、2球目はカーブ、3球目はストレートを強振してファウル。追い込まれた4球目は2球目のボールと全く同じ、落ちるカーブに空振りした。田宮の配球はオーソドクスで、柳田ほどの打者なら予想の範囲内のはずだが、いとも簡単に料理された。
2球目のカーブで上体を大きく崩されたために、直球を挟んだ組み立てにあっさりやられた。情けない三振だった。ボールをじっくり見ていれば、3-1で甘いボールが来るカウントだった。
甲斐のミットは9割がた外角。3回の配球は特にまずかった。郡司のHR、プロ初スタメンの水谷のタイムリーは、ともに狙い打ちだった。ハムは新庄監督になってから、他球団にも増してゾーンを絞ってくる傾向がある。大関の制球力が悪かったので、外に構えるほかなかったようにも感じたが、それにしても打者をのけ反らせるボールが1球もなかった。
山川に復調の兆しが見られたと思ったら、柳田の持病が再発した。おかげで近藤もあおりを食って三振が増えている。明日、山川は洗礼を浴びるだろう。今井と東浜の投げ合いが楽しみ。
宜しければ、クリックお願いします。