6月14日(日)巨人 4回戦(ヤフーD)、5-1で勝ち。杉内が今季一番とも言える素晴らしいピッチングで初完投勝利。馬原が抑えに失敗していなかったら、8勝目といいたいところだが、投手はやはり一人で投げきってこそ、勝ち星もつく。
スローVTRで見ると、ラミレスが直球に振り遅れていた。手元で伸びている証拠だ。その球と急にスライドしてくるスライダーを見分けるのは、一流打者でも難しいだろう。
当たりは昨日のHRと比べ物にならないが、松田は今年しぶとくなった。外角の変化球の対応がプロらしくなっている。以前まではそこに3球投げておけば安全牌だったが、怪我で出遅れた2ヶ月、下半身を鍛えた成果が出ているのではないか。
丈夫な男だから、今回の怪我は良い教訓になったと思う。今後は状況に応じて長打、進塁打と打ち分ける技術を磨いてほしい。
田上が好調だ。キャッチャーの仕事がバッティングに生かされている。読みが正確で、振り抜くスイングに適合している。点は入らなかったが、6回の2ベースは見事な当たりだった。レギュラーをつかんで充実しているから、集中力も増しているように見える。
あとは、体力。リードもよくなったが、松中を休ませて補手の仕事を2、3試合外し、DHで疲労を取らせる起用を考えてほしい。
川崎がどうも、おかしい。6回、田上の2塁打で本多が送ったあとの1死3塁。0-2から内角高めに手を出し、浅いセンターフライに凡退した。足の遅い田上が3塁走者だから、内野ゴロでは本塁に突っ込めない、遠くに飛ばしてやろうと考えたのか。
打席に立てば腰が引けていて、守っていても打球の反応がいまひとつ。どこか故障を抱えているように見える。1、2番の出塁率がもう少し上がっていかないと、これからは厳しい。
とはいえ、この連勝は見ごたえ十分の2試合だった。8回に出たオーティズの貴重なHRも忘れてはならないだろう。
