のうみそがもつえんぴつ -4ページ目

経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ

最近、分かりやすいニュース伝道師でおなじみの池上彰さんが気になっていた。
加えて経済のことなんてしらねーーー!という私の気持ちが相乗して本書を手にとった。

一言で言えば、わかりやすい。
理解できた気がする。

経済を、「買う」「投資する」「借りる」「世の中をつかむ」「備える」「納める」
という観点で書いてあり、読み進めるごとに、理解ができていき、霧が晴れてくるような感覚になる。それだけ私が経済を知らないで生きてきたということだろうw

1章では、買う行為を「経済における投票行動」と題し、読者に買うべき商品を見極めるように促している。これが2章の「投資する」につながっている。さすがだ。

株を買うことは投資することでリスクが高い。と、思っている人が多いかもしれないがそれは違う。たしかに全財産をつぎ込んで株を購入するとなれば間違いとは言えないが、ここでいう投資は、1章と同じく、優良な企業・商品を見極めるということにある。
自分が優良と感じる企業の株を買うことで、自らが経済活動に参加することになる。これが社会に貢献することではないかと書かれている。

3章では借りることについて説明されている。消費者金融・クレジットカードの支払い方法、銀行の自己資本比率などについて述べられている。
非常に分かりやすかった。いや、ほんとに。

4章、世の中をつかむでは、まずさわりで銀行の仕組みについて説明し、その後リーマン・ショックが起こった原因、石油価格高騰の原因等が詳しく、そして分かりやすく書かれている。債権の動きが、
サブプライム住宅ローン会社→投資銀行(証券化し、様々な住宅ローン会社のサブプライムローン債権、通常の住宅ローン債権、一般企業社債などをパッケージング)→金融機関・ヘッジファンド・他の投資銀行(再びパッケージング)→住宅バブル崩壊→投資家が日本から逃げる→原油・穀物燃料高騰
と、分かりやすく書かれている。

備えるでは、保険会社の仕組み、選び方が分かりやすく書かれている。

納めるでは、日本国民として必要不可欠な税金についての仕組みが書かれている。
--個人的にはこの章に池上さんが本当に伝えたいことが書かれていると感じました。
そのための布石がそれ以前の章ではないかと思いました。

考えさせられる、素晴らしい本でした。

20台で伸びる人、沈む人

20代の過ごし方で、その後の30年が決まる
と始まる見出しに惹かれて本書を手にとった。
「人生はマラソン」と言われるが、この言葉は最後まで人生はわからない。
という意味ではなく、最初からトップ集団にしがみついていなければ
トップになれる可能性はないという意味で使われているという。

この強烈なパンチラインに続いて、本章では仕事において伸びる20代と沈む20代の特徴を70の具体例で説明している。
正直な話、「あー、これわかる!」というような例はあまりなく、
伸びる20代は意外な生き方で伸びるのだと感じた。
確かに、私の周りにいる成功している人(大企業の社長とかは周りにいないのでわからないが)はほぼこのとおりの生き方をしている気がする。

一例が短く、1つ1分程度で読めるので、読みやすい。
が、実践をするとなると70例は多いので何度か読み返す必要がありそう。

伸びる20代になれるといいな。

20代で伸びる人、沈む人/千田琢哉

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たった1分で人生が変わる片付けの習慣

全3章で構成されていて、片付けで人生が好転する。片付け上手は生き方上手。
などとほんとかー?と思うようなことを、さわりで説明していたため半信半疑で読み始めました。

結論からいうと、本書は非常にためになりましたし、やる気が起きました。
ただの整理整頓の本ではありません。

1章では整理することの大切さを具体例を交えて説明しています。

・デスクの状態と頭の状態はリンクしており、前の仕事の資料等がデスクに残っていると、
それだけでパフォーマンスは落ちるようです。
このことからも、使ったあとはゼロの状態へ戻すということが大切であると述べられています。

・人生の目標を達成するには何を捨て、何を残すかということが大切です。
片付けによって人生の目標を見つけることができると述べられています。

・モノの気持ちを考え、モノを活かすというスタンスが重要。
そこには人への思いやりへと通じるものがある。
(整理されていることによって、相手に渡すものの場所が明確であるため、相手を待たせない等)

モノの量と人生の充実度は反比例する

・思い出の物などは自分にとってプラスかマイナスかを考え、思い切って捨ててみる。
それだけで一気にモノを捨てられるようになる。

2章は具体的な片付けの仕方について述べられています。

・片付けは身近なところから。目がつくところからやれば、成果が目に見えてあらわれるため、高いモチベーションに繋がる。

・片付けは、ゴールを決め、1日15分、1箇所だけ。
出す→分ける→減らす→しまう の動作を大切に。

・分ける基準は、使うか使わないか。1年以上使っていないものであれば、その後も使わない。

・入手可能・いつか使えるものは捨てる。勇気を出して捨てることが大切。

・保留箱を用意し、捨てる捨てないを判断する。

・収納スペースを増やしてはいけない。

・仕事の書類は最新バージョンのものだけにする。

3章は片付けを習慣化していく方法について述べられています。

・脳は21日間毎日同じ動作を繰り返すとこで習慣として認識するため、毎日片付けを続けなければならない。

・効果が目に見えるようにやる。

等。

人生が変わるか試してみる価値ありです。


たった1分で人生が変わる 片づけの習慣/小松 易

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